ちょんぴの夢

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ちょんぴがいなくなってから、はじめてちょんぴの夢を見た。

夢の中でわたしは食事の用意をしようと思っていたのだった。
冷蔵庫の扉を開けたら、狭い棚の真ん中に、ちょんぴが背中を丸めて座っていたのだった。
「いやッ、あんた何でこんなところに」と、呆然とした。冷蔵庫の中なんかにおったら死んでしまう。
触ったら、表面は冷たかったけれど、毛の中は温かかった。冷蔵庫から救出し、台所の床に降ろした。
(せや何か食べささなあかん。何か食べたら元気になる)と、もう一度冷蔵庫を開けたら、鯛を三枚おろしにして皮を引いた片身が入っていた。これやったら骨もないし、ちょんぴの好物やし、ちょんぴあんた、これ食べ。全部食べ。するとちょんぴは鯛の片身を全部、するすると吸い込むように食べてしまった。男物のビーチサンダルくらいある、大きな切り身だった。
ちょんぴは満足げに口の周りをぺろぺろと舐めた。それからのそのそどこかへ行ってしまった。
夢の中で、(ああようけ食べて、これで安心や)と思った。
そんな夢。
Commented by 通りすがり(毎日) at 2009-02-07 23:53 x
そらきっと♪おかん、暖かくして、いっぱい食べて風邪ひきーなやぁ?^m^って言いにきたんよ♪
Commented by やまんね at 2009-02-08 12:15 x
やっぱり泣けちゃいますね・・・・
Commented by konohana-bunko at 2009-02-08 22:34
通りすがりさま やまんねさま ありがとうございます。
ちょんぴが(今やったら夢に出ても大丈夫かナ)と、頃合いを見計らってくれていたような気もしています。
by konohana-bunko | 2009-02-07 22:20 | 猫是好日 | Comments(3)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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