ちょうちょぼっこさん、sumus13、パソコン

6日(土)、店にちょうちょぼっこさんがご来訪下さる。うちの乏しい本棚をゆっくり見て帰って下さった。静かに本の背を眺めておられる姿を見ていて、ああ、この方は本当に本がお好きなんだなあ、と(何の根拠もなく)思ったのだった。店からなら自転車ででも行ける距離なのに、店に来ている時は店番をしているしなぁ、とか、自宅からだと北堀江はいささか遠いしなぁ……とか、わたしはどうも、出不精でいけません。またちょうちょぼっこさんへも伺います。お会いできてうれしかったです。ありがとうございました。

「sumus 13 まるごと一冊晶文社特集」拝受。ありがとうございます。今、拾い読み中。蟲文庫・田中美穂さんの「古本屋の歌ううた」、こころに沁みる。今江祥智さんの原稿用紙、いかす。

11日(木)、パソコンに向かっていたら、猫に「お膝に乗せて」と言われて、驚く。るい子はまだ遊びたい盛りのチビ猫のせいか抱っこがあまり好きではなく、抱えて膝の上に連れて来ても、すぐ、ぷいっと逃げていってしまう。それがこの時に限って、自ら膝の上に飛び乗ってきて、箱を作ってぐるぐる喉を鳴らしはじめた。(こらまためずらしいこともあるもんやナ)と、左手で猫を撫でつつ、右手でマウスをかちかち、機嫌良くネットを見て回っていたら、何の前触れもなくポインタが砂時計になり、画面がフリーズし、再起動したら画面が真っ青、そしてついに電源も入らなくなった。パソコンが壊れたのである。教訓、椿事は椿事を呼ぶ。
by konohana-bunko | 2010-02-13 14:04 | 日乗

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり