星ヶ丘行

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16日(日)、近鉄-JR環状線-京阪と乗り継いで星ヶ丘へ。永井宏さんの文章のワークショップに。枚方市で乗り換えるのも星ヶ丘で降りるのも初めて。菖蒲池あたりにちょっと似ているかも。いいお天気、ツバメがたくさん飛んでいる。
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坂の上にある星ヶ丘洋裁学校。校舎は木造、いい感じに草ぼうぼうの庭。
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sewing galleryで愛らしい絵が展示されていた。時間がなくて見られず。残念。
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ワークショップには10人くらいの方が来られていた。テーマに沿って書いてきたものをそれぞれが朗読して、批評、意見交換を行う。わたしは初参加だったので、ずっと前に『日月』に出した「牛の絵」という文を朗読した。自分の文章を声に出して読むって、妙に恥ずかしい。そう言うと、永井さんに「自分の表現に責任を持ってあげなきゃ」と言われる。そう言われて、はっと我に還る。この恥ずかしさの中身は何だ?歌なら割に平気かも。ということは、単なる人見知りか、場に慣れていないだけか。

人前で声に出して読むと、自分の書き癖「説明がくどい」というところに、まず自分が気付いてしまう。焦る。

そのあと、「じゃここで書いちゃいましょ30分くらいで」ということになる。テーマは「6」。いやッ、どないしょ?!うろたえそうになる気持ちをなだめる、なだめる。(大丈夫!吟行と一緒や!)そうや、吟行やったらいつも、どないしてる?何でもいいから核になるひとつのモノをとらえて、それを詠む。核が入った一首ができたら、あとはそこから世界を広げていけばいい。わかった、それでいこ。みなさんと一緒に、黙々と手を動かす。キーボードじゃないところが妙に新鮮。

ざっと思いつくことを出したら、吟行のメモ(材料の断片みたいなもの。歌ならここから定型に整えてゆく)みたいなのができた。発表の番となり、朗読すると、永井さんに
「それ、詩にするか、エッセイにするか、どっちにしようと思った?」と訊かれた。
(何もかもバレてる)と、変な汗が出た。

途中、コンプレックスの話になり、
「悩みも強みなんだよね。コンプレックスって面白がるしかないんだよ。こどもの頃のコンプレックスは『面白い体験』なんだよ」と語っておられたのが印象に残った。
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ことばで表現することに変わりはないのに、短歌ではないということが、こんなに心細く感じるとは。
定型抜きの裸のことばと、自分のこころと一日格闘して、帰りは目がしょぼしょぼした。地元の駅で電車を降りたらで矢鱈に炭酸水が飲みたくなり、コンビニでウィルキンソンを買って帰った。
Commented by ろこ at 2010-05-25 02:24 x
あとりさん、ますます文に磨きがかかりますね。
こんな文章のワークショップが名古屋にもあったら私も参加したいです。
いい汗かきましたね(笑)
Commented by おうじ at 2010-05-25 11:55 x
ワークショップ。おうじも行きたかったですけど、行かなくて正解だったような。
変な汗が滝になるとこでした。
Commented by konohana-bunko at 2010-05-25 22:40
ろこさま こんばんは!はい、いい汗でした。そう一朝一夕には……と思いますが、少しずつでも前進したいです。

おうじさま ワークショップもですが、星ヶ丘、いいところでしたのでまたご一緒にまいりましょう。
Commented by nabetsuma at 2010-05-26 11:38
ウッ!ここ、お茶したことあります!
初春で・・暖房なく・・寒かったです〜〜
でも、なかなか素敵なところでした。お庭も広いし〜
Commented by konohana-bunko at 2010-05-26 12:38
nabetsumaさま はい、確かに、冬は寒そう、夏は暑そう!それも含めてチャーミングな建物だと思います。
目のお加減はいかがでしょうか……?どうぞお大事になさって下さい。
by konohana-bunko | 2010-05-20 20:43 | 空中底辺 | Comments(5)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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