橋本喜典歌集 『無冠』

gogejavalさんのblogで、橋本喜典さんの短歌と出会った。

今われは悲しかれども幼ならのまつはりつけばまつらはせけり  橋本喜典

傷もたぬ魂などのあるまじく大樹は深き翳を抱けり

もっと読んでみたくなったので、思い切って歌集を買ってみた。(『無冠』/1994年不識書院刊。)

ひしひしと花咲き満てる樹の下に涙ながしている犬に遭う  橋本喜典 『無冠』

いぬのふぐり・菫・たんぽぽ地に低き花は最も神を仰がむ

残りもの朝夕(あさよ)に食べて今日のもの残せる妻をつくづくと見る

平明で、いい歌。橋本喜典さんの歌と出会えて、よかった。gogejavalさん、ありがとうございます。
思い遣り
Commented by gogejaval at 2005-04-17 08:32 x
おはようございます!こちらこそ、ブログを見にきてくださって
ありがとうございます。橋本さんの歌、人の痛みを知る人の
歌だと思います。だからこそ周りのものをこんな慈愛に満ちた
視線で見ることができるんだと思います。歌集、購入されたんですね!
わたしも探してみます。もっと読みたくなりました!
Commented by konohana-bunko at 2005-04-17 19:25
こんばんは。よいお天気の週末でしたね。
短歌新聞社文庫から、橋本さんの『冬の旅』という歌集が出たそうです。
文庫だとコンパクトで、値段も手頃でうれしいですね。
またおじゃまします。では!
by konohana-bunko | 2005-04-15 20:25 | 空中底辺 | Comments(2)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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