炭酸水

炭酸水を飲む。栓を開ける時のぱちっという音には、こどもっぽいよろこびがつきまとう。湧き上がる泡を見ながら、ひとくち目。胸の奥が、じりり、と冷たく灼ける感触。時間が経つと気が抜けて、いささか残念になった炭酸水、これもまた、悪くない。水の中に泡があるだけで、飲むことが遊びに近づく。
Commented by つぼ at 2011-06-18 09:02 x
150字の散文詩?31文字にくらべて、わかりやすくていいです。
31文字はなんだか苦しげに見えるには、錯覚か。
Commented by konohana-bunko at 2011-06-18 11:32
31文字、確かに窮屈です。窮屈なところへ入りたがるって、猫と同じですね。
by konohana-bunko | 2011-06-17 20:49 | 空中底辺 | Comments(2)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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