こどもの傘が干してある庭の隅に、小さな植木鉢がある。見覚えのある葉、よく見るとそれは櫟なのだった。拾った団栗を植えたのだろうか、膝丈くらいの、ひょろひょろの苗だ。芽が出たのを見つけた時は、喜んだんだろうなあ、こども。木を育てるということは、楽しい時間を育てることなのかもしれない。
by konohana-bunko | 2011-07-02 11:21 | 空中底辺 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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