夏の朝

夏の朝、5時55分、晴。猫と一緒にベランダに出る。空気はまだ冷たい。風はとっくに目を覚ましている。水風呂に入るように、朝の空気にじわじわ身を沈め、浸かる。今日という日がよき一日になることをわたしは知っている。たとえどんなに下らない文字や汚れた音や偽物の味でいっぱいだったとしても。
by konohana-bunko | 2011-07-12 17:00 | 空中底辺 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
プロフィールを見る
画像一覧