落ちているもの

雨の合間に自転車屋へ。修理を待ちつつ表の道を見る。路面にいろんなものが落ちている。黒い傘。緑のハンカチ。コンビニの袋。〈誰かの所有物〉と〈ゴミ〉の間を悠揚と漂うモノたち。それらの表情に気を取られているわたしは、何かもっと大事なものを落として来てはいないだろうか。例えば、時間とか。
by konohana-bunko | 2011-10-05 18:44 | 空中底辺 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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