歌集『こおろぎ』

gogejavalさんのblog「都会のキリン」に再びお邪魔する。4月19日付けで山崎方代の歌が取り上げられていて、うれしくなった。(gogejavalさん、たびたびすみません。trackbackさせて下さい。)南天の実

方代さんの歌を読むと、とてもなつかしい気持ちになる。きっと、あたたかい魂を持った人だったのだろうと思う。

掘りたての地ごくり豆を噛みながらほいきたほいきた豆を集める  山崎方代 『こおろぎ』

亡き父のシャッポがわたしのさいづちにぴったり合えり驚きにけり

ふるさとの右左口郷(うばくちむら)は骨壺の底にゆられてわがかえる村

私が死んでしまえばわたくしの心の父はどうなるのだろう

引用4首目は方代さんの歌の中で一番好きな作品。5年程前、読売新聞の書評に引用されていたこの1首が、短歌への扉を開いてくれた。道浦母都子さんが書いた記事だった。
by konohana-bunko | 2005-05-06 18:24 | 空中底辺 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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