歳時記

歳時記を買ったきっかけは、俳句ではなく、インターネットの連句に混ぜてもらうためだった。上本町の天地書房に赴き、「あの、歳時記……」と言い終わらないうちに奥さんが棚から「はいこれ」と抜いてくれたものを、何の疑いもなく買ったのだった。値段は忘れた。山本健吉編『最新俳句歳時記』昭和四六年初版。
by konohana-bunko | 2011-11-17 13:06 | 空中底辺

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり