水の中を歩く

温泉郷を彷徨う夢。木造高層の大旅館、古びた商店、幅広く浅く水量の多い川。そのうち木造のアパートに迷い込む。鰻の寝床のような薄暗い廊下を延々と進む。左右の室内に布団、テレビ、新聞、片膝立てた男が。そして最後にはいつも、あかん、あかんと思いつつ、川に肩まで沈んで、水の中を歩いている。
by konohana-bunko | 2011-12-13 21:06 | 空中底辺 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
プロフィールを見る
画像一覧