父の揮毫

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これもまた古い話。破り取ったカレンダーの裏にマジックで絵を描いて遊んでいたら、父が帰って来た。「何か描いて」と頼むと、父は迷わず大きな字で揮毫をしてくれた。「オドロキ モモノキ サンショノキ」と。父は真面目な顔で妙なことを言い、数少ない家族をケムに巻いては一人悦に入る癖があった。
by konohana-bunko | 2011-12-21 21:15 | 空中底辺 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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