臘梅一枝

臘梅の枝を一本伐った。壁につかえたまま咲いているのが苦しそうだったので。四尺程の枝。魚の骨なりに突き出た小枝に花がびっしり付いている。どう活けたものか判らず、そのまま部屋の隅に立ててみた。予想に反して、部屋中に香るということはない。近づいた時だけ涼やかに匂う。臘梅はゆかしい花だ。
by konohana-bunko | 2012-01-19 10:05 | 空中底辺 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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