公主の朝食

薔薇に毎年チュウレンジバチの幼虫がつく。緑がかった半透明の芋虫が葉を食い荒らす。ようやく咲き始めた花にカメラを向けると、上半分がすぱりと欠けた蕾がある。そしてそのすぐそばに、半身紅色に染まった芋虫が。腹が紅くなるまで薔薇の花を食べるとは、唐の公主の遅い朝食のよう。敵ながら、天晴。
by konohana-bunko | 2012-05-13 15:01 | 空中底辺 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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