白雨

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雨がまだ止まないのに、雲の合間から日が差してきた。雨雲のフィルターを透過しても、七月の光は強い。空全体が白く底光りを放つ。外が明るくなると、窓際に座るわたしの身体も熱を帯び、湿気と汗で湿りはじめる。扇風機がかたかた唸る。遠くで蝉が鳴く。大好きな真夏が来ている。もう、すぐそこまで。
by konohana-bunko | 2012-07-12 13:47 | 空中底辺 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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