ヨーグルト

子供の頃「身体にいいから」とよくヨーグルトを食べさせられた。牛乳壜を小さくした形の容器に入った昔のヨーグルトは、一匙口に含む毎に身震いする程酸っぱかった。余りに酸っぱかったので、蓋のセロハンの桃色とか、打ち水で湿った市場の床とか、ガーゼのハンカチの肌触りまでありありと思い出せる。
by konohana-bunko | 2012-09-14 16:28 | 空中底辺 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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