藻の花

用水路に細かい紙屑が、と思ったら、カナダ藻の花が咲いていた。猛々しい藻に、こんな儚げな花が咲くんやな、と覗き込んだら、蛙がいた。密集した藻の上、白い小花に包まれて、水にひたひたに浸かって凝としていた。蛙がちょっと羨ましく思えた。水に浸かっていれば、少なくとも蒸し暑くはないやろなと。
by konohana-bunko | 2012-09-04 16:45 | 空中底辺 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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