大丈夫

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電車に乗っている時、洗濯物を干している時、前触れも理由もなく淋しさが兆す瞬間がある。心の底に穴が開いていて、隙間風のように入って来てしまうのだ。さっき買物から帰って来る時にも、来た。日暮れの空を見上げた。雲間が僅かに明るかった。(大丈夫、大丈夫)と声を出しながら、自転車を漕いだ。
by konohana-bunko | 2012-12-25 22:05 | 空中底辺 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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