『でんせつ』 工藤直子・あべ弘士

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工藤直子詩画集 『でんせつ』 (あべ弘士絵 理論社)より、以下引用。

でんせつ10 すりすり

ちきゅうが「まんまる」にあきて せんべいのようにひろがった みんなは こりゃふべん こりゃいかんと おどしたりすかしたり つねったりたたいたりしたが ちきゅうは せんべいのままだ だが ねこが「ごろにゃん」と ちきゅうにおでこを すりつけてみたら ぺらんぺらんのちきゅうは くすぐったくて うひょひょひょひょと まんまるにもどった ちきゅうが いまもまるいままなのは ねこが ときどき「ごろにゃん」をするからである

写真は長谷寺近くにて。
by konohana-bunko | 2013-02-03 14:45 | 読書雑感 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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