文月小景

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夕暮れの田圃道。南瓜がなり、茄子がなり、凌霄花が零れ落ちている。柘榴の木には鶏卵大の実、桑の実は大方鳥に食われた。早苗田の真中に軽鴨の番がいる。向かいの家の白い犬が、俯せのまま鳥の方をじっと見ている。小芋の畝のあたりで蛙が鳴いている。明日からまた雨か。雨が止んだら、蓮を見に行く。
by konohana-bunko | 2013-07-02 20:32 | 空中底辺 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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