雨の蟷螂

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夜、雷鳴。そして久々の雨。庭の戸締まりに出たら、フェンスの網目に蟷螂が掴まっていた。フェンスも蟷螂も大粒の雨に濡れ、滴をいっぱいつけている。街灯の淡い光を受けて、蟷螂の影は切絵のように暗く、滴だけが白く透けて――そこへ稲妻!ガドルフの百合の生まれ変わりに違いない、この若い蟷螂は。
by konohana-bunko | 2013-08-23 18:04 | 空中底辺 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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