守宮

猫が傘立てと壁の隙間を凝視しているので、一緒に覗いてみたら、守宮がいた。「勘弁して下さい」と言いたげに、大きな眼を見開いていたので、箒でそっと追い込んで奥へ逃がしてやった。脱皮の途中だったらしく、首に脱げかけの白い皮が巻き付いていたのが、タオルを巻いているように見えて可愛かった。
by konohana-bunko | 2013-08-22 18:06 | 空中底辺 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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