朝の藍

朝、駅へ向かういつもの道すがら、朝顔に惹かれて裏道へ曲がる。仕舞屋ばかりが並ぶ路地、古家の軒端に小振りな花が咲いている。藍色の地に白い星形の斑をくっきり染め分けた花が、凛と花弁を張っている姿を見ると、あらためて胸を衝かれてしまう。朝顔なんて、子供の頃から見飽きている筈なのに――。
by konohana-bunko | 2013-08-21 18:07 | 空中底辺 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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