歩く抜け殻

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マンションの入口の石畳の上を、蝉の抜け殻が歩いていた。抜け殻が歩く訳はないので、それは羽化直前の蝉の幼虫だった。人に踏まれても気の毒なので植え込みの木の幹に掴まらせた。翌朝見に行くと、幹に抜け殻、その横に羽を休める熊蝉がいた。蝉、恩返しに来るかな。朝の六時に耳許で元気に鳴くとか。
by konohana-bunko | 2013-07-17 18:15 | 空中底辺 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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