遠く咲く梅

段々畑。
奥は竹藪、雑木林。
農具小屋の傍らに、ひとところ光を集めて咲いていた
白梅は、もう散るところ。


夜自転車を漕いで、ひとの家の前をよぎる。
風呂で湯を使う音。
一拍遅れて沈丁花が匂う。


砂を積んだダンプトラックが
川の中に入り
そのまま、浅瀬を、
向こう岸へと渡っていった。


武装島田倉庫に就職してもうじき半年。
先週、制服の上っ張りをもらった。

by konohana-bunko | 2014-03-22 22:22 | 日乗 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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