大和真菜美味しいなあ

なぜ玉葱が太らなかったのか。
玉葱と玉葱の間に、大和真菜を播いたのである。
真菜はとてもよくできた。最初は間引き菜として、しばらくしたら小さいながら株取りで、三日に一度は食べた。寒い時期の菜っ葉はやわらかくて甘い。おあげさんと炊いたんなんて、何の工夫もないのに、旨くてたまらない。薹が立ったところを、花菜のように摘んでゆがいてもいける。
真菜美味しいなあ美味しいなあと緑のしもべが喜んでいる間、玉葱はどうやら、真菜に肥料を取られっぱなしで拗ねてしまったらしい。
この秋冬は玉葱は玉葱、真菜は真菜と、場所を分けて作ることにする。
by konohana-bunko | 2014-06-06 19:45 | green days | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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