こっちのケールは苦いぞ

ケールを作ってみたいと家の人がいう。
種を買いに行くと、種仙人さまが
「キャベツのご先祖様やで」と売ってくれた。
アブラナ科共通、つぶつぶと丸い種である。
プランターに播くと、簡単に芽を出し、本葉数枚のひょろっとした苗になる。キャベツやブロッコリーのセル苗にそっくり。
間引いたものに、バナナと牛乳と加え、ジュースにして飲む。こくがあって美味しい。
(苦味はない。もっと大きくしたら苦いのかもしれない。)
お腹の調子がよくなる、と、おおいに気を良くして毎日飲んでいたらケールが追いつかなくなってしまった。
10本ほど苗が残ったところで収穫を休止、急ぎ第二弾・第三弾の種まきをした。

以来、毎日が芋虫とのケール争奪戦である。
毎朝、葉を一枚一枚裏返して、小さな虫の卵を指でこすり落とし、芋虫を指ではじきとばす。
毎夕、葉を一枚一枚裏返して、以下繰り返す。
モンシロチョウに「こっちのケールは苦いぞ」と言うてやりたい。
Commented by chaiyachaiya at 2014-06-10 19:29
グリーンデイズ、いいなあ。
それぞれの緑君達は、各々、あとりさんの歌に、新たな滋味を注ごうとして、緑の心弾ませながら、一層緑を濃ゆくしていっている・・・余計なお世話コメント、すまんのう(-。-;
扇風機が出てくるあとりさんの歌、歌集捲って探してるのに、出てこない今宵です。なしてだ?!
Commented by konohana-bunko at 2014-06-13 18:50
chaiyachaiyaさま お元気ですか-。(^^)
はい、話がしたいです。緑さまたちと。

ああ、扇風機の歌……発掘したらここに書きます。もう、以前の歌が化石みたいなことになってしまって。
Commented by konohana-bunko at 2014-06-13 22:31
掘り当てましたー。

薄闇の満ちくる座敷扇風機が時折母のように振り向く
Commented by chaiyachaiya at 2014-06-14 14:52
おお! この歌、この歌。化石だとしたら、なんという稀有な化石! 鋭く輝きながら脈打ってる!
未だ、扇風機が振り向いた瞬間に、捕らえられたままのトコロが多い私なのであります。(^^;;
by konohana-bunko | 2014-06-10 18:34 | green days | Comments(4)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
プロフィールを見る
画像一覧