知らないことを思い出す

何か書かないとこころが干からびる。かと言って、くだらないことを書き散らしても、後でこころがささくれだつだけ。わたしはただの容れものだ。書きたいという思いだけがあって、具体的な中身が何もない。

ことばの遅いこどものように、しゃがみこんで土や虫や花をぼんやり見ている。何も感じていないわけではないのだ、断じて。こころはいつも動いている、逆に、感じ過ぎて苦しいくらいだ。しかし、どんなに情緒や情趣が渦巻いていたとしても、表現しなければ、それらは「ない」のと同じなのだ。

知らないことを思い出すのと同じ行為だ。うたを詠むということは。
Commented by chaiyachaiya at 2014-12-30 23:00
あとりさんのうたの才能が羨ましい。
恨めしいほどに、羨ましい。
夫が言うのだ。
「あなたに、うたの才能はない。あとりさんは凄い」
や、わかっておりますすよ。
でも、私、あとりさんという、凄い才能に、出逢えた‼︎
これは、尊い僥倖だと思っている。
いっぱいいっぱいはなを咲かせてください‼︎
うたの花を‼︎
あとりさんのうたは、時空を超え、輝き続ける定なのだから。
Commented by nakajimaakira1948 at 2014-12-31 10:49
あとり さん、おはようございます!

ことしも 今日1日になりましたね。
ご苦労さまでした。

2015年も よろしくお願い致します

このところ、このはな文庫の話題がありませんが どうされました?

Commented by konohana-bunko at 2014-12-31 22:32
chaiyachaiyaさま 才能……それって神様からの悪戯心いっぱいのプレゼントなのかも。だって、使いこなし方、むずかしそうですもんね(^^)
あちしにもし、畏れ多くも才能があるのだとしたら、あちしのことばを受け止めてくれる人と、きっと、必ず、出会えるというそれなんだと思います。その人が、どんなに遠く離れた場所にいたとしても。

nakajimaakira1948さま いつもありがとうございます!はい、こちらこそ、来年もどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m勤めに出るようになって、古本屋は開店休業状態ですが、ブログはほっそり(!)楽しみながら続けたいと思っています。
by konohana-bunko | 2014-12-03 19:07 | 空中底辺 | Comments(3)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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