図書館
2005年 09月 20日
図書館に行く時は、古い町並の路地を選んで走る。(写真参照。)たばこ屋、呉服屋、洋品店、茶舗、耳鼻科、質屋、下駄屋、瀬戸物屋、床屋、酒屋、駄菓子屋、お寺、などなど。奈良町のような観光地でもないし、失礼ながらさっぱり売れている様子もないのだが、自転車でゆるゆる眺める分には退屈しない。藤原京以来の歴史とからめて、町並みマップを作ってまちおこしなんかしないのかしら。目玉がないからダメかしら。そう言えばこの通りには本屋も古本屋も見当たらないね。
図書館では、ふと目に付いた『クレーン男』(ライナー・チムニク/パロル舎)を借りる。岩波書店版の『森鴎外全集』を借りたかったのだが、岩波版は所蔵していなかった。ないもんは、しゃあないね。11月に県立図書館がオープンするのを待つか。