橘曙覧メモ(6)

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好きな叙景詠抄。

 早苗

39 うつぶしに 多くの植女(うゑめ) 立ちならび 笠もたもとも 泥(ひぢ)にさし入る (p39)

 雨いみじう降りつづきて、人皆わびにわびたりけるころ、めづらしうはれそめたる空を見やりて

79 天地(あめつち)も ひろさくははる ここちして 先づあふがるる 青雲(あをぐも)のそら (p49)

 午

83 目にあまる 菜の葉の露の ひるさびし 機おる音も 里にと絶えて (p50)



順次ここへ追加します。

写真、庭のバラの木に、オトシブミの揺籃を見つける。
by konohana-bunko | 2006-05-13 21:54 | 空中底辺 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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