しょぼーん・しゃきーん

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1日(木)朝、猫ちょんぴがにゃあにゃあ鳴かないことに気付く。いつもなら明け方から大声で鳴いて母ちゃんを起こしに来るのに、今朝は椅子の上で丸くなって寝たまま。ごはんを食べたあとも、水を飲んだ様子も、トイレに行った形跡もなし。おや?
昼になっても夜になっても、寝ているばかりで変化がない。これは、明らかに、おかしい。怪我はしていないようだが、おしっこも出ないというのは、よくない。さて、このまま様子を見ていてよいものか。
かかりつけの動物病院に電話して尋ねてみる。
「15歳の雑種の猫なんですけど、これこれ、しかじか…」
一度連れて来て下さい
きっぱり言われてしまった。あわてて洗濯ネットに猫を詰めて車で病院へ。

洗濯ネットに入っている間は観念しているのだが、診療台に載せられると「うわーこらかないまへんわ」と台から降りようとするちょんぴ。とことん弱っているわけではなさそうだが…。
「風邪でもないし、怪我でもないし…。血液検査しましょうか」と先生。そしてお約束のエリザベスカラー着装。あーデジカメ持って来ればよかった。残念!代わりに夫が携帯で撮ってくれた写真が上。ちょんぴ、何となく情けない顔。
血液検査の結果、腎臓も肝臓も状態良、白血球だけが多かったとのこと。この年齢なのにとてもいい数値です、と先生にほめてもらう。とりあえず抗生物質の入った点滴を受けることに。うわー。猫に点滴ですか。一体何時間かかるんでしょう。
と、先生、てきぱきと準備を始める。人間の点滴と同様、高いところに吊ったビニールのバッグから管が出ていて、その先に注射針。ちょんぴの背中に針をぶちゅりと刺す。すると助手の人、ビニールのバッグを両手で掴み、
ぎゅううううう
むぎゅううううう
と押し絞り始めた。水鉄砲のように「じゅー!」と注入される液。ええっそんなものすごい勢いで点滴して大丈夫ですか?!
「点滴したところがぶくーっと腫れますけど、そこからじわじわ吸収して、1日くらいで元に戻るので大丈夫ですよ」
ああびっくりした…。点滴、10分足らずで完了。人間がこんな勢いで点滴してもらったら大変だよね。

帰りの車、背中がたぽんたぽんになったちょんぴが、膝の上でもぞもぞし始める。ん?どうした?母ちゃんのお腹のあたりになつかしいようで情けないあたたかさがじんわりと。ああー、ちょんぴがおしっこした!
おしっこが出てよかったよかったと思ったのと、うわー車の中がえらいことにーと思ったのが同時。ところが、家に着いて確かめたところ、車のシートは全然濡れていなかった。何でそんなうまいこといったんかなと思ったら、母ちゃんが腰痛防止のために巻いていた晒の腹帯が全部吸収しとったのでした。晒、good job!

2日(金)、生サワラ(2枚おろし特価498円)を買って来て、塩焼きに。ちょんぴ、片身をきれいに平らげる。
よかったよかった。
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Commented by mameshibawanwan at 2006-06-03 19:19
はじめまして。 猫の点滴の話、頭にインプットです。
晒し、Good Jobですねー! でも、無事に回復してよかったです。
最後の写真、寝てるのに爪がシャキーンと出てますが・・・w
Commented by konohana-bunko at 2006-06-04 13:38
こんにちは。おかげさまで元気になりました。ちょんぴは子猫の時の怪我がもとで、右後足の爪が出っぱなしの上、1本足りません。歩くと床に爪が当たってかちゃかちゃ鳴ります。犬の足みたいです。(^^)
by konohana-bunko | 2006-06-03 11:47 | 猫是好日 | Comments(2)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


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