猫な日

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朝、電車の中で、ポール・ギャリコの『ジェニィ』(悠南書房で50円で購入)を読む。『ジェニィ』は猫になってしまった少年が主人公のお話。ピーター(主人公猫)が、海に落ちたジェニィ(ヒロイン猫)を助けようと自分も飛び込むくだりを読んでいる間に、電車は富雄から東生駒に向って発車。つまり、一駅乗り過ごす。

今日職場へやって来た若いお嬢さん。「困っているんです!」と、半泣き。「どないしたの?」と尋ねたら、お嬢さんのウエストポーチから雉虎の子猫が!しかも生後3週間くらい、目が開いたばかりの本当に小さい猫。捨てられていたのを介抱してやっと元気になったのだという。
「下宿で、猫飼えないんですけど、どうしても自分で飼いたいんです」と、泣く彼女。
そのやさしい気持ちを、何とか現実と折り合うところへ落とし込んでいかなければならない。猫だっていつまでもウエストポーチには入るまい。とりあえずご両親に相談して、実家で飼ってもらうのが一番いいよ、と話す。
彼女の用事が済むまでの数時間、わたしは子猫と留守番をした。切手貼りをしているわたしの手にじゃれついたり、足許をよちよち歩いたり(椅子のキャスターで轢きはしないかとヒヤヒヤした)。しまいにわたしの腿の上で、膝と膝の間に顔を突っ込んで寝てしまった。
彼女が迎えに来て、連れて帰ったら、あたたかさが消えて、腿がすうすうした。
Commented by kyk73 at 2006-07-25 10:55
 猫の温もりは心も温めてくれます。

うちの桃子はとても甘えん坊で抱っこが大好き。
抱っこに疲れておろすと、とても大事な物を無くした様に
足がスースーしますね。
Commented by konohana-bunko at 2006-07-25 21:01
kyk73さま 桃子ちゃん拝見、愛らしい猫ちゃんですね。大切にされている様子がよく伝わってきます。
Commented by やまんね at 2006-07-27 11:05 x
いい写真ですね~ そこはかとない憂いと色気が・・・。
猫って、眺めて観賞するもののような気がする。犬とは全然ちがいますね。
Commented by konohana-bunko at 2006-07-27 21:02
飼えばかわいいけれど、大変でもあります。これもご縁なんでしょうね。
Commented by つぼ at 2006-07-31 22:45 x
当方の猫は、里親が見つかりました。よかった。
Commented by konohana-bunko at 2006-08-01 15:23
おお、それは何よりです!よかったよかった(TT)
by konohana-bunko | 2006-07-24 22:39 | 猫是好日 | Comments(6)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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