『独神』  鈴木明

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daily-sumusさんに紹介されているのを拝見して読んでみることに。布張りの夫婦函に入った本を買ったのは初めて。
「運命の一首」とか「運命の一句」というものと出会う人がいる。短歌なら、自分にも思い当たるふしがある。わたしの場合は、新聞記事に引用されていた山崎方代の一首だった。
俳句も好きだけれど、俳句ではまだ、ない。いつか出会うのか、どうか。
それにしても、1ページに一句って格好いいよなあ。

以下引用。

脳、蟇に似ておかしいよさみしいよ

少年の指に繃帯山女魚の斑

ニワトリ目蓋は下から上へ春ですね

悪貨のごとく耀くあいつ冬の街

春は訣れのエレベーターの1の灯つく

父が叱ればえいぷりるのるが怯え

写真、フィレンツェの橋。
by konohana-bunko | 2007-06-10 22:00 | 読書雑感 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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