俵屋宗達のひらひら
2007年 07月 17日
雨が続いて、洗濯物を乾かすこと、雨の合間に買い物に行くことを中心に数日を過ごす。歯医者さんにも。歯磨きの指導を受ける。歯磨きは本当に難しい。
司馬遼太郎の小説『大盗禅師』を読む。小説は、久し振り。3分の2くらいまで来た。最初はいっこもおもろなくて往生した。誰に感情移入してええのか、わからへん。それがあるところから、急に話が生き生きと動き出した。こうなればしめたもの。
『大盗禅師』の表紙は、俵屋宗達の「舞楽図屏風」の一部を使っている(装丁:斉藤深雪)。舞楽を踊る人の長い裳裾が、風神雷神のあのひらひらした領巾みたいな線で描かれている。風間完もいいけれど、こういうのも合うよナと思う。
歌をぼりぼり書きたい。