安宅英一の眼

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夏の畝傍山、車の窓から。畝傍山って『星の王子さま』のウワバミに似ていませんか。

お盆休みを利用して、中之島へ。東洋陶磁美術館「安宅英一の眼」展を見に。4月からやっていたのだが、納涼のためにとってあったのだ。暑い日に、冷房の効いた、薄暗い美術館の中をひそひそと回る楽しみ。
お盆休みなのか、思ったより人が入っていた。ここの美術館のステキなところは、フラッシュを使わなければ写真を撮ってもいいところ。
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普通陶磁の展示は、何時代、どこそこの窯、こういう特徴で、こういうところが特に優れている……という作品解説が延々と続くのだけれど、今回の展示はもとのコレクション主に焦点を当てての紹介になっている。具体的には、そのブツをどうやって安宅英一が入手したか、ということの解説。最初は「はあ」「ほお」と読んでいたが、続くと何だか、お買い物自慢を聞かされているような気分に。ま、でも、会社がなくなってもこれだけのコレクションが残るお買い物なら、立派なものか。
国宝の青磁の壺とか、油滴天目茶碗とか、以前見たことのあるお椀や壺には、「やあ」と挨拶したいような気持ちになる。今回初めて見て気に入ったのは、宋の時代の白磁のお椀。薄手で大きくて、サラダボウルみたい。外側にも内側にも大きな蓮の花がまんべんなく彫り込まれていて、清潔感がある。これやったら、家でも使ってみたいなァ……って、粗忽者やからあかんわ割るわ。

毎日暑い!炭酸水が美味しい。
Commented by keiichi at 2007-08-15 12:37 x
毎日ほんとに暑いですねえ。一般に関西は関東より平均気温が高めなんですが、今年はそんなこといってられないほどです。連日35度ってどういうことよ ;-(

>会社がなくなってもこれだけのコレクションが

創業家二代目のバカぼんが会社を私物化して浪費した道楽も、金のかけかたがハンパでなければ文化遺産であります。
Commented by konohana-bunko at 2007-08-16 21:59
keiichiさま 立秋からの暑さの方がこたえますね。健康第一でまいりましょう。
by konohana-bunko | 2007-08-14 21:45 | 日乗 | Comments(2)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


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