たそがれのブランコおじさん

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夏休みもそろそろ終わり。某日所用で京都へ。赤くて大きい鳥居と、ルノワールのポスターを尻目に、一音入魂のアツいイベントに。アツかったマジで……演奏もやけどまさかあんなにえらい人とは。チケット持ってても外で並ぶとは思わへんかった。
終了後、日が翳っていたので坂を歩いて下ると、高山彦九郎のところに出てきた。三条大橋。京阪三条の駅。ははあ。こんなところに出てくるんや、帰りは京阪に乗ろか、と思ったらそこに、
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ブが!
折角なので寄ってみる。ここにも、105円均一の一角に歌集の奥つ城が。『味覚歳時記 木の実・草の実編』塚本邦雄、『Linemarkers』穂村弘、と気に入ったものを拾っていって、最後に『四月の魚』正岡豊を見つけた。心臓がぐにゅっとなった。
by konohana-bunko | 2007-08-27 21:58 | 日乗

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり