似てるけど違う

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某日。歌の集まりに行った。会議室の長机に座って、詠草のコピーを読んでいたら、右隣の方に、ねえねえ、と声を掛けられた。
「『獺祭』って、聞いたことがあるんだけど、何のことだったかしら」
あ、だっさい。知ってます知ってます。それは、イタチがね、魚をね。大きな声で返事していたら、左の方に座っていた方がにこにこしながら
「十谷さん、カワウソです」と間違いを訂正して下さった。

恥ずかしい。

先年の「鷹羽狩行事件」より恥ずかしい。

(鷹羽狩行事件:数年前、これも歌会で、俳人・鷹羽狩行の名前を「たかはかりゆき」だと思い込んでいた事件。それ以前にも荻原井泉水のことを「いせんすい」呼ばわりしたり、学生の時は「狭義」のことを「さぎ」と音読したり。自分で気ィ付いてんのがこんだけあるんやから……)
Commented by つぼ at 2007-09-08 08:37 x
そんなことは自慢じゃないけど、いっぱいあります。
実践をずっと「じっせき」と読んでいたり。(狭を「さ」と読むのは、践を「せき」と読むのより、正しい誤りでしょう)
ある人が疾病のことを「しつびょう」と言うので、またある人が「しっぺい」「しっぺい」と盛んに言って、なんとか間違えを気づかそうとしていたみたいだが、「しつびょう」と言っている人は「しつびょう」が正しいと思っているのだから、「しっぺい」の人を間違いだと思っていたことでしょう・・ね。
ペット屋の女の子も「しつびょう」と言っていたので、赤信号みんなで渡れば、やがて辞書にも「しつびょう」と出ることも、近い将来あるかもしれません。だから私もこれから「さぎ」と言って、世界に広めて辞書に載せるよう頑張ります。
Commented by konohana-bunko at 2007-09-12 10:24
いやもう、なるべく間違わないのが一番です。(^^;)
間違ってしまった時も、間違いに出会った時も、ユーモアの方向へ転じていけるといいですよね。
Commented by やまんね at 2007-09-12 22:49 x
もうじき9月19日「獺祭忌」(糸瓜忌)ですね。東京の根岸の子規庵から案内が届いてます。去年、行ったので。今年は忙しくて行けません。
by konohana-bunko | 2007-09-07 21:03 | 日乗 | Comments(3)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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