そしてまた雪

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雪。昼過ぎまでに目測5cmほど積もり、あとは霙になった。今はやんでいる。明日の朝は凍っているにちがいない。自宅の臘梅、今年はたくさん咲いている。

『詩人 金子光晴自伝』読了。

《青年が老年をながめた時の遠さにくらべて、老年が青年をふり返る路は、目の下にひろがっていて、経験の重なりのなかにすべてが生きている感じで、手にとるように近い。そして、人生に対するとらえどころのなさは、互いに少しも変らず、わからない部分はそのままで、なに一つ本質的にわからずにすぎてしまう。そして、僕は四十年前とおなじ場所で、今日も猶、おなじようにまさぐりをつづけている。》(p231 「寂しさ」より)

未読の歌集がようけたまってきたデ。

たなぎらひ雪降る空をゆくいのち鳥の生にもあらむ愉と楽  あとり
Commented by やまんね at 2008-02-09 22:10 x
蝋梅や雪うち透かす枝のたけ     芥川龍之介
by konohana-bunko | 2008-02-09 21:56 | 日乗 | Comments(1)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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