Red whiskerd Bulbul

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香港から来た手紙に貼ってあった切手。(画像をクリックすると拡大表示します。)下中央、パンクロッカーのようなヘアスタイルの鳥は紅耳鵯 Red whiskered Bulbul、和名をコウラウン(紅羅雲)という。ヒヨドリ科。拙著の表紙の中にいるのがこの鳥。写真の撮影地であるタイ南部に限らず、東南アジアではよく愛玩されている。よい声で鳴くとのことだが、わたしはまだ聴いたことはない。
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『亡羊』奥田亡羊を読む。ぎりぎりのところにまで達した危うさが、手を束ねて呆然としている、そんなものを感じた。以下引用。

国境の河に列べる橋脚を傘の柄しばし温めて見つ

石段の半ばをふたり歩みおり月の光に影を折りつつ

我の背に手を触れものを問いし人みな頷きて去りてゆきたり

自転車を燃やせば秋の青空にぱーんぱーんと音がするなり

食卓の下に組まるる足のなき真昼間深く椅子をさしこむ

犬走る、俺走る、犬もっと走る、俺もっと走る、菜の花だけになって河口よ

時計の振り子とろとろ揺れすまないと思ったら食えぬ飯がある

by konohana-bunko | 2008-02-27 20:46 | 読書雑感 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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