カテゴリ:古本屋さん見聞記( 34 )

秋のおでかけ 天神さんの古本市

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10日(土)、大阪へお店番に出るついで、朝のうちに天神さんの古本市へ。南森町は今までもっす遠いところだと思っていたが、店からだと地下鉄で目と鼻の先だということが判明。嗚呼何という便利さ。天神さん毎月古本市しはらへんやろか?
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古書空閑文庫さんのカラフルな木箱。ジュースの箱かな?
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猫本いろいろ
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厚生書店さんの読み聞かせ、楽しそう。
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均一台で、装画が気に入って買った2冊。中里恒子『誰袖草』ははじめて見たので。(装幀=青山二郎。)萩原葉子『天上の花 ―三好達治抄―』(装画=堀川公子)はカバー(ジャケット)の縦の寸法が表紙より17mm長く、余った丈が上でも下でもくしゃくしゃになって気の毒だった。本体を保護するために、わざと大きめにしているのだろうか。埃っぽいので濡れティッシュで拭いたら赤色がにじんで驚いた。家に持って帰ってグラシン紙をかけた。
by konohana-bunko | 2009-10-14 21:57 | 古本屋さん見聞記 | Comments(5)

智林堂さんから酒仙堂さんへ

18日(土)、奈良へ。
前の職場の仕事がたてこんでいたり、奈良で行っていたかばん関西の歌会が諸般の事情で休会になったりで、すっかり奈良から足が遠のいてしまっていた。完全にナラヒネ不足。
駅から興福寺へ上がる。
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ああ、眼福。
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南円堂脇の藤棚もきれい。この藤棚が花盛りの時にここに来たのははじめてかもしれない。今頃、春日大社の藤もきれいだろう。
猿沢池畔でパンを食べ、もちいどの商店街へ。フジケイ堂で富士正晴『御伽草子』を買う。つづいて智林堂さんで笹原玉子歌集『われらみな神話の住人』岩波文庫『蕪村俳句集』を。智林堂さん店頭、衝撃の20円均一を目撃する。
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本を提げて元興寺へ。ここも八重桜。お寺の前でちりんさんと たーさん と待ち合わせ。ちりんさんにオガタマの花が咲いていることを教えていただく。完熟バナナみたいな、いい匂い。(下に、写真を撮るちりんさんの手が……。)
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三人揃ったところで酒仙堂さんへ。前を何度も通ってはいたものの、おじゃまするのは、はじめて。
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あまりゆっくりできなかったのは残念だったけれど、四人でお話できてうれしかった。何の話してたんだっけ、そうそう、あまり本のことじゃなくて、モクモクファームの手作りソーセージのこととか、内澤旬子さんの探求心はすごいとか、昨冬もちいどの商店街で見かけた謎の動物の正体はアライグマだったらしいとか、そんな話。

奈良に行くたのしみがまた増えて、うれしい一日だった。たーさん、酒仙堂さん、ラムネや紅茶専門ですが、また伺います。ありがとうございました。
by konohana-bunko | 2009-04-24 20:55 | 古本屋さん見聞記 | Comments(3)

colombo cornershop

ひょんなことから大阪へ。所用で難波神社の近くに出たので、marimekkoを見に行く。へえ、かわいいね、赤がきれいね、と目のお正月をして、何も買わず。ポストカード欲しかったのだが、1セット2,100円はちょっと……。バラ売りがあればよかったのにね。

marimekkoのそばに、瀟洒な古本雑貨カフェを発見。
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コロンボ・コーナーショップさん。古本だけでなく、チェコのガラスボタンなど、好きな人のツボをぐいぐい押してくる「ちょっとしたもの」が、いろいろ。店内のいちばんいいところに『佐野繁次郎装幀集成』が平積みに。思わずうれしくなり、お願いして写真を撮らせていただく。
繁次郎さんの生家はここから近いんですよ、ですとか、『集成』と並べておくと、サノシゲ本がよく動くんですよ、ですとか、そんなお話も聞かせて下さった。コロンボさんありがとうございました。
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by konohana-bunko | 2009-03-08 22:35 | 古本屋さん見聞記 | Comments(0)

フジケイ堂天理店

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所用で天理へ。駅から商店街に入ってすぐのところに古本屋さんがあるのに気付き、おどろく。どこかで見たような本の積み方……と思ったら、フジケイ堂さんだった。(棚の前に本が横向きに積み上げてある。)お店の方に尋ねたら、昨年12月10日に開店された由。
そう言えばちょっと前、ここをよく通る息子1号が「古本屋さんが出来とったデ、母ちゃん今度行ってみ」と話してたっけ。ああ人の話はちゃんと聞いとかなあかん。
均一の箱に「こどものとも」がぎっしり。絵本の棚で、ささめやゆき/中澤晶子『幻燈サーカス』630円を見つけて、買う。これ前々から欲しかったので、うれしい。
これで天理に来るたのしみがひとつ増えた。うれし。
by konohana-bunko | 2009-02-18 22:13 | 古本屋さん見聞記 | Comments(0)

下鴨納涼古本まつり

あこがれの下鴨納涼古本まつり、今年は体力と諸般の日程のぎりぎりのところを縫って出掛ける。近鉄線で丹波橋まで、丹波橋から京阪、出町柳まで。出町柳の駅から、会場の糺の森はすぐだった。せやけど、暑い……。
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森の中に古本屋さんがどこまでもどこまでも続く。まずは端まで行って、それから一軒一軒見ようと思い、歩いてみた。端っこに着いたら、家に帰りたくなった。こんなようけ本、どないして見るねん。
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気を取り直し、「均一台だけ見る」と決めて台に取り組む。手書きの看板が楽しい。「オチツイテ、アハテナイアハテナイ」「薄いけどグーな図録」「蔵書一代」「おねだんいろいろ」。悠南書房さんにご挨拶、お元気そうだった。お客さんもたくさん。小さいこどもさん連れも。かき氷やフランクフルトも売っていたので、ほんのちょっと縁日気分か。初日とあって、テレビの取材も何組か来ていた。カメラマン「今、何度?」アシスタント「27℃です。」木陰は偉大だ。
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お昼は「スムースランチ」に参加させていただく。ここで思いがけず、BOOKDIVERさんの寄航市でご一緒だった古本ピックルスさんとご一緒できた。すごく、びっくり。うれしかった。
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すえたのもしき古本姉妹。
わたしの気持ちの中では、京都はとても遠いところ。でも今日は暑い中、がんばって出掛けていって、楽しかった。本も買えたし。電車代だけで本が何冊……?!というセルフツッコミは、自粛。
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下鴨神社の境内を飛んでいたトンボ。何という名前だろう?うまく撮れなかったが、翅が金属光沢のある紺色だった。
by konohana-bunko | 2008-08-11 23:11 | 古本屋さん見聞記 | Comments(2)

天神さんの古本まつり

12日。よいお天気。10日から始まった、天神さんの古本まつりへ。
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梅はどれもつぼみ。境内で盆梅展もやっていた。
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地面にまだ雪の塊が残っている。
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ここの本棚で、手書きの背文字に惹かれて手に取ったのが耕治人『天井から降る哀しい音』。ちょっと変色しているけれど、函もちゃんとついている。恥ずかしながら、耕治人のことを知らなかったのだが、何か訴えて来るものがあるような気がして、買うことに。3冊で500円だから、あと2冊、と思ったらすぐそばに茨木のり子があり、3冊目もすぐ決まり、無事購入。お店の方がお勘定をしながら「ここ、お買い得なんですわ」と話しておられた。確かに、そうかも。
あとは楽しく迷いつつ、『金子光晴全集第二巻 詩Ⅱ』など買い(結局また読むのか金子光晴!)、栃折久美子『モロッコ革の本』赤塚不二夫『『ボクは落ちこぼれ』見つけたけれど買わず。
by konohana-bunko | 2008-02-12 22:09 | 古本屋さん見聞記 | Comments(0)

雪女もヤバい

節分。上京を敢行。朝、家を出る時点から積雪。早朝の大和西大寺の駅構内、ポイント数ヶ所で火を焚いて線路を温めていた。冬の季語に「雪割燈」があるのは知っていたけれど、実物を見たのははじめて。近鉄特急、新幹線ともに徐行運転。それでも、30分程度の遅れで済んだ。
しんしんと雪の一日。

翌日、立春。雪化粧の東京を見る。日蔭では、湿った雪がかちかちに凍って、車が徐行している。でもとてもよいお天気になった!うれしい。電車に乗って、御茶ノ水へ。
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駅構内も聖橋デザイン?頭ぶつける人、いるんだろうなあ。御茶ノ水で降りたのは、ニコライ堂を見たかったから。
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そこから、神保町を目指しててこてこ歩く。途中、どこかの均一箱で、岡井隆・金子兜太『短詩型文学論』を300円で買う。神保町の交差点まで行き、BOOK DIVERのHさんに迎えに来ていただく。
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路地の奥に見えるDIVERさんの外観。
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お店の中。思っていたより広くて、いろんな棚があってびっくり。店主さまにもご挨拶でき、Hさんとも甘夏書店さんともお話ができて、短時間ながら楽しく過ごさせていただいた。感謝、です。

明るい夕陽の中を、京都経由で帰宅。昨日の雪が嘘みたい。

家に帰って、「coto」を読んでいたら、

《なんだか雨男になった気分。雨男はご免被りたい。均一の客には不向きだからなあ。》(「coto」p50 「神保町きんいつ五人男」)

と、林哲夫さんが書いておられた。ほんまにそう。雨男もあかんけど、雪女もヤバい、かも。
by konohana-bunko | 2008-02-05 22:11 | 古本屋さん見聞記 | Comments(2)

大学堂さんの猫、うかつな一日

所用のため奈良まで。奈良は時折日が差したり、霙がぱらついたり。
時間に余裕があったので、普段はなかなか歩きに行けない東向北通りへ。(何か楽しそうなものはないかな)ときょろきょろしていたら、すぐ左手に古本屋さんが。大学堂さん。均一台はない。(お天気のせいではなく、普段からない様子。)入口のガラス扉を開けてそーっと入ると、古本のいい匂いが。本が床から高く積み上がっているけれど、雑然とはしていない。とてもオーセンティックな印象。山の中に塚本邦雄の『初学歴然』『詞花芳名帖』の背が見える。

そして店に入って5秒後、画集の山のてっぺんにいた猫に釘付けになる。
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シャルトリューという猫種だそう。毛並みがミンク毛布みたい。この後写真が撮れないくらい、熱烈歓迎のすりすり&ごろごろを賜る。すてきなネックレス。よくお似合いです。
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家に帰って「月刊Yomiっこ」2007年10月号の古書店特集を見てようやく、大学堂さんが、ならリビングの記事でご一緒したお店だったことに気付く。何てうかつな。また伺います。



文化会館で集会室の手配、奈良国立博物館で「おん祭と春日信仰の美術」展を見学、智林堂さんで『天才アラーキー写真ノ方法』(集英社新書)を買って駅へ戻る。夕方になるにつれ奈良駅周辺にどんどん人が増えてくる。屋台も出ている。日曜日とはいえ珍しいこともあるもんやと思っていたら、今日は若草山の山焼きの日だった!あーもう、ほんまに今日はうかつやった。
by konohana-bunko | 2008-01-13 23:10 | 古本屋さん見聞記 | Comments(3)

旅する古本屋さん COW BOOKS

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智林堂さんのblogに教えていただいて、土曜日、秋篠の森へ。旅する古本屋、COW BOOKSさんを見学に。
トラックで移動する古本屋さん、と聞いて、一瞬移動図書館を連想したのだけれど、いやいやまったくああいう地味なものではない。車も雑貨類も非常に趣味のいい、オシャレな印象。
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本の品揃えは、串田孫一、植草甚一、武田百合子、和田誠、など、など、いかにも古本好きの喜びそうなラインアップ。(でも、エッカーロではある。いささか。)
この、瀟洒ないすゞのトラックを眺めながら、(いろんな古本屋さんがあるもんやなあー)と、つくづく感心してしまった。本を楽しむ、本で遊ぶ方法に、決まりなんてあらへんもんね。何でもやってみたもの勝ち、楽しんだもの勝ちやなあ、ほんまに。
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秋篠の森は里山の隠れ家といった感じで、光も風もとてもここちよかった。目も心も、お正月したような一日だった。
3枚目の写真は、エナガ。枝から枝へくるくる移っていた。
by konohana-bunko | 2007-10-21 22:39 | 古本屋さん見聞記 | Comments(5)

天神さんの古本市に行く

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4日(木)、「第10回 天神さんの古本まつり」へ。日差しはまだ少し暑いけれど、風がさわやか。お昼過ぎに着いたので、一段落ついた雰囲気。100円均一の本の上に、樟の落ち葉が一枚、また一枚。本を眺めていたら、足許を鳩が。
どこのお店のご家族かわからなかったのだけれど、幼稚園くらいの女の子が、いっちょまえにピンクの前掛けをして、お手伝いに来ていたのがホント、かわいかった。遊びたくてじっとしていられなくて、「お母さん、ちょっと行ってくるワ!」と、お店のブースから本部レジへ、ちょこちょこ走って行く。で、本部レジからお母さんのいる自分のお店に戻ろうとしたら、どこも本、本、本ばっかりで、左右をきょろきょろ。「あれェ、わかんなくなっちゃった……(焦)あ、こっちや!」

お買い物は寺田寅彦『柿の種』(岩波文庫)のきれいなの、100円など、お得なところを数冊。

さて、繁昌亭横丁に鎮座ましますこちらのとんがりキャラの名前は何でしょう?(^^)
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正解はこちら
by konohana-bunko | 2007-10-05 20:47 | 古本屋さん見聞記 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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