カテゴリ:日乗( 407 )

白いご飯をおなかいっぱい食べるように

今日ついに押入れの整理に取り掛かる。もう5年も6年も放置していたので開けて中を見るのもこわかったのだがついに着手できた。埃だらけになりながら布団を全部外へ出す。息子1号のベビー布団まで出て来る。押入れがタイムカプセルになっとるやないか。空になったら掃除機を掛ける。結露がないため思ったほどの惨状ではなくまずは一安心。息子2号が押入れの中に入って雑巾掛けをしてくれる。押入れの中に入れるのが楽しいらしい。こちらもとても助かる。要らない布団を紐でくくってベランダに積む。整理が終わったら布団の量が半分になった。これで「崩れて来る布団を襖で支える」という芸当をしなくて済む。うれしい!さて、次の粗大ゴミはいつだったか確かめると…4月20日!くー。当分ベランダが布団だらけや…。
押入れの中で猫が吐いて汚していたタオルケットなどを洗濯する。普段の洗濯も次々と。天気がいいので昨日干したものもみんな乾いていい気持ち。洗濯が一段落したので郵便局とスーパーへ。窓口の12人待ちをクリアし、夫の必須アイテム「ルナのバニラヨーグルト」をゲットして家に戻る途中、公園で砂場に這いつくばって泥遊びをしている息子2号を目撃。(警報発令!)帰って来たところをお迎えして有無を言わせず風呂に入れる。再び、洗濯。
晩御飯はカレーを作った。何か今日は元気に動けてよかったなあ。今日は4月1日、新しい年度の始まる日。ここから1年、今日みたいに元気に、炊きたての白いご飯をおなかいっぱい食べるように過ごせたら、うれしいな。

買い物の途中で見つけた、菫。コンクリートの溝の小さな隙間で、こんなに元気。
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by konohana-bunko | 2005-04-01 22:17 | 日乗 | Comments(2)

オオセンチコガネ

虫の話。
この春、生まれて初めて出会った虫がいる。場所は奈良公園。東大寺二月堂へと登って行く途中、溝の中で仰向けになってじたばたしている体長約2㎝の甲虫を発見した。知らない虫なので手で掴むのはやめて(以前ゴミムシの仲間を素手で掴んでそれはそれはひどい目にあったことがある)棒で救出し、背中を上にして、驚いた。見事な光沢、がっちりとした体つき、全身瑠璃色の非常にうつくしい虫だったのだ。(写真参照。但、実物は写真の10倍はきれいだった。)
自宅に帰ってネットで調べると、どうやらこれが「鹿のフンを食べるフンコロガシ」らしい。こいつは春から縁起がいい、かも。
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by konohana-bunko | 2005-03-30 15:41 | 日乗 | Comments(0)

外出二件

27日(日)は「日月」の歌会に出席。場所は天満橋のドーンセンター。多目的ホールは八角形の部屋。「スリッパに履き替えて下さい」との貼り紙に驚く。壁半分にカーテンがかかっているのでめくってみたら窓ではなくて鏡が出てきて再び驚く。ダンスのレッスンもできる部屋らしい。
久し振りの歌会だったせいか、最初はなかなか気持ちが入らなくて困ったが、参加者のみなさんの読みを聞いているうちにだんだん頭が動きだした。歌会はやっぱり、いい刺激になる。
29日(火)はYちゃんと奈良公園へ。鹿に鹿せんべいをやり、東大寺二月堂から大仏殿、東向商店街を経て一言観音、興福寺国宝館へと回る。久し振りに阿修羅像を見た。雄鹿の頭から去年の角の残り(壜の栓に似ている)が外れて、新しい角が茸のように顔を出し始めている。
by konohana-bunko | 2005-03-29 22:22 | 日乗 | Comments(0)

うれしいこと

桜のつぼみがどんどん膨らんでいること。自転車に乗っていると、時々沈丁花の匂いがすること。庭に百合の芽が二つ出たこと。蕪の浅漬けがうまく出来たこと。息子1号が、お昼にラーメンを作ってくれたこと。このblogに、初めてお客さんが来て下さったこと。コメントを書いて下さったこと。gogejavalさん、ありがとうございます。
新しいデジカメをもらったのも、うれしいことのひとつ。接写ができるのがありがたい。これは庭で咲いているニオイスミレ。この花は、8年ほど前、通りがかりの民家で花の手入れをしていたお爺さんが株分けして下さったもの。うまく根付いて、毎年機嫌よく咲いてくれるのが、うれしい。今でも時々、その家の前を通る。お嫁さん(娘さん?)と思しき初老の女性が、花に水をやったり、箒を使ったりしている。でも、お爺さんはもういない。5年ほど前に、亡くなってしまわれた。
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by konohana-bunko | 2005-03-26 14:39 | 日乗 | Comments(2)

坂の上の雲(途上)

3月に入ってから司馬遼太郎の『坂の上の雲』を読み始める。え?今頃?いや本当に今頃で申し訳ない。しかし今頃でも何時頃でも司馬遼太郎はいい。(うちの母や古い友達のYちゃんは「司馬遼太郎はあんまり好きやない」と言う。理由は「うっとりしないから」。そう言われてみればそうかもしれない。あんまり色気ないしね。)
わたしは司馬遼太郎が好漢(この本で言えば秋山好古)について筆を尽くしているのを読むのが好きだ。こちらまでこころがほこほこしてくる。また時に、大真面目に描かれた馬鹿馬鹿しい場面に噴き出すこともある。例えば秋山の淳さんが帰省して池で泳ぐところとか、薩摩に潜伏中の坂本竜馬が碁を打っているところを見物される話とか、土方歳三の俳句を沖田総司がからかうところとか。(『坂の上の雲』『翔ぶが如く』『燃えよ剣』参照。)
『坂の上の雲』、1・2巻は古本で買ったのだがその後いい出会いがなかったので新刊を買い足している。新刊は新装版ということで表紙が風間完の絵。風間完も好きだから、これはこれでよかったかも。
それにしても最近の文庫の活字っていやに丸っこくて子供っぽく見えへんか?と思いつつ、実は大き目のフォントが目にありがたい不惑間近のこのはな文庫でありました。
by konohana-bunko | 2005-03-21 21:28 | 日乗 | Comments(0)

うるさい日本の私

本を読みながら音楽を聴くことができない。音楽がかかっていると耳を傾けてしまうので活字がつるつると目を滑って意味が取れないのだ。歌詞がある歌は特にいけない。何と言っているのか一生懸命聴いてしまう。すると眼前の活字がただの入り組んだ模様に見える。両方いっぺんに処理できへんのかいな情けない。(こういう人に自動車を運転させてはいけないと思う。危ない。絶対に事故る。免許持ってないからしないけど。)
困るのは本屋さんに行った時である。ほとんどの店で有線放送がかかっている。それも天井が高い店舗で、ほどほどの音量ならまだ耐えられる。ところが近所の大きな新刊書店はCDショップも併設しているので大音量である。立ち読みしても頭に入らないこと夥しい。みんなようこんな喧しいところで本が読めんなァと思う。Bookoffも結構うるさい。BGMは他所と変わらないがお店の人のマイク放送と清水さんのアナウンスが耳につく。そないにやいやい、言いなはんな。

こどもの頃近所の商店街にあった石川書店は有線もかけていなかった。レジの奥の小さいラジオからAM放送が流れていた。それはあくまで石川のおっちゃんの無聊を慰めるためだけの音であり、お客さんの邪魔にならない程度の音量だった。三十年前の話である。今でも、昔ながらの古本屋さんに立ち寄った時、お店の奥でラジオが聴こえるととてもなつかしい気持ちになる。

例外をひとつだけ。Village/Vanguardはうるさくても好きだ。
何故かと言うとわたしはつい最近までここが本屋だと知らなかったからだ。
by konohana-bunko | 2005-03-05 14:50 | 日乗 | Comments(0)

妖怪切抜お婆

高校生の頃学園祭で張りぼてを作ったことがあった。木の枠に濡らした新聞紙を重ね貼りして色を塗るあれ。学校の職員室から古新聞をもらって来て、さあ貼ろうと広げてみたら、新聞が穴だらけ。先生の中に一人切り抜き魔の人がいて、記事をあちこち切り抜いていたのだ。穴あきの新聞紙は使えない。作業のはかどらないことはかどらないこと。職場の新聞切り抜きなよー。

そんなこともあったなあ、と思い出している現在のわたしは妖怪切抜きお婆である。うちが取っているのは読売と日経流通。。毎日継続して切っているのは長谷川櫂の四季(朝刊)と町田康の連載小説「告白」(夕刊)。それからアルバイト先で資料として使う水産関係の記事。他にもまあ目に付くものはいろいろと。そしてそれらとはまた別に、息子1号のNIE用の記事も探して切る。
新聞を切るのは楽しい。でも整理するにはそれなりに手間がかかる。油断すると(そしてわたしは常に油断している)机の上にミルフィーユが出来上がる。
by konohana-bunko | 2005-02-22 14:24 | 日乗 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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