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外出二件

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24日(日)は大阪市立美術館へ。「A Walk Through the Peony Garden~特別展 大唐王朝 女性の美」を見に。絵に描いたような春の晴天で、天王寺公園は花盛り。
[写真上/天王寺公園の花壇の銅像。鹿がかわいい。写真下/職場の中庭で咲いていた牡丹=Peony。花の王。]
外で写真を少しだけ撮って、早速展示を見る。京都国立博物館蔵の女子俑が来ている。(「プードルのような犬を抱いた、太った唐美人の像」と言えばわかるだろうか。)椅子に腰掛け、化粧をする仕草の女子俑もある。(唐三彩のスカートが色鮮やか。)また、孔雀の帽子を被り、颯爽と馬に跨った男装の麗人の俑もある。(小さめだが均整がとれている。)思ったより展示数が少なかったが、テーマはとてもわかりやすかった。
29日(金・祝)は近所のユニクロへ。いささか太ったので新しいジーンズを買いに行く。車で10分ほどの道程を自転車でゆるゆると走る。そして、道に迷う。なんでやねん!お蔭で耳成山をほぼ一周する羽目に。これはしっかり運動せえという神様のお告げか。自転車で汗をかき、試着室でまた汗をかき、無事、リラックスストレート一本を入手。長袖のTシャツも欲しかったが、そんなものはとっくに売り切れであった。
by konohana-bunko | 2005-04-30 15:46 | 日乗 | Comments(0)

出発

細く、長く、本と人との関わりを楽しむこのはな文庫になります。
みなさま。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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未読の本五冊を積めばわが日々はロジェストウェンスキー航海に似る  十谷あとり
by konohana-bunko | 2005-04-19 22:18 | 古本屋さん開業記 | Comments(0)

外出二件

14日(木)、母校(小学校)を訪ねる。26年ぶり。駅からバスに乗ってかつて住んでいた家へと向かう。阪急バスに乗るのもひょっとして26年ぶりか。車窓からの見覚えのある景色に号泣しそうになる。バスを降りると、団地の建物はそのままあるが、建て増しされたり、空き地が駐車場になっていたり、やはり様変わりしている。
旧宅から小学校への通学路を忠実にたどってみる。こんなに狭い道だったっけ。(堀江敏幸が読売新聞に書いていたエッセイと同じだ。)何より、樹が大きくなっている。残りの桜が、静かに迎えてくれているようだった。
学校は予想通り、校門に鍵がかかり、警備員が常駐していた。
学校からバス停へ戻る際、公設市場のあった場所へ立ち寄る。銭湯も市場もなくなっていた…が、石川書店が生き残っていた!(3/5の記事参照。)向かって左側にたばこのカウンター、真ん中が出入り口、右側にマンガと週刊誌の台、という店構えもそのまま。中へ入ると五十代はじめくらいのご夫婦が店番をしておられた。(石川のおっちゃんの息子さんかな?)と思ったがさすがに面影まではわからない。品揃えは随分簡素になって、開いた棚に文具やおもちゃが並んでいた。それでも、そこは石川書店だった。うれしかった。幸田文の『雀の手帖』(新潮文庫)を買って帰った。

15日(金)、歴史公開講座で元興寺へ行く。元興寺の手前にある「ふとんの資料館」が火事で焼けてしまっていて驚く。15日の未明から明け方まで燃えていた由。
歴史講座の講師は辻村泰善師。飾らない口調で、仏教伝来から元興寺の歴史、信仰のありようの変遷をわかりやすく語って下さる。今回は歴史講座ということで仏の教えの方の話は少なかった。いつか機会があったら、辻村師の法話も拝聴してみたい。

写真は小学校の中庭。うさぎとチャボが放し飼いにされていた。図工の先生と協力して作った池も残っていた。わたしが遊んでいた頃よりも、静かで美しい場所になっていた。天空の城の庭のようだ、と、思った。
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by konohana-bunko | 2005-04-17 20:16 | 日乗 | Comments(0)

来たぞ!

総ヒノキの本棚が来た!
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by konohana-bunko | 2005-04-16 15:55 | 古本屋さん開業記 | Comments(4)

橋本喜典歌集 『無冠』

gogejavalさんのblogで、橋本喜典さんの短歌と出会った。

今われは悲しかれども幼ならのまつはりつけばまつらはせけり  橋本喜典

傷もたぬ魂などのあるまじく大樹は深き翳を抱けり

もっと読んでみたくなったので、思い切って歌集を買ってみた。(『無冠』/1994年不識書院刊。)

ひしひしと花咲き満てる樹の下に涙ながしている犬に遭う  橋本喜典 『無冠』

いぬのふぐり・菫・たんぽぽ地に低き花は最も神を仰がむ

残りもの朝夕(あさよ)に食べて今日のもの残せる妻をつくづくと見る

平明で、いい歌。橋本喜典さんの歌と出会えて、よかった。gogejavalさん、ありがとうございます。
思い遣り
by konohana-bunko | 2005-04-15 20:25 | 空中底辺 | Comments(2)

丘の上の木

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若い娘が丘の上で一本の木を見つけた。冬のことだった。木には一枚の葉もなかった。だが、枝ぶりもよく、木肌に艶があった。春になれば芽吹くだろう。娘は木の根元の雪を掻きのけ、土を寄せてやった。
春になった。野の花は咲き、麦の穂が風に揺れた。娘の木には何も起こらなかった。ゆっくり目覚める木なのだろう。娘は下草を刈り、灰を撒いてやった。
夏になり、秋が来た。木には変わりがなかった。よほど弱っているのだろう。森の木が赤い葉や黄色い葉を散らす頃、娘は木の幹に藁を巻いてやった。
またたく間に年月が過ぎた。木は、育つ様子も枯れる様子もなかった。娘はもう娘ではなくなっていたが、木の世話を続けていた。旱が続けば水をやり、嵐の前には支えを立ててやった。もしかしたら、今年こそ。ひょっとしたら、今度こそ…。
ある年の春、老いた娘は丘の麓から木を見上げた。木は、初めて見た時と同じ姿で立っていた。娘は丘に背を向けた。川を渡り、対岸から丘を見た。木は随分小さく見えた。娘は膝をさすりながら、坂を上った。峠に着くと腰を伸ばして振り返った。丘は見えたが、木はどこにあるのかわからなかった。
by konohana-bunko | 2005-04-12 09:32 | 空中底辺 | Comments(2)

男前に撮ったってや

このはな文庫の駄猫愛猫、名前はちょんぴ。雑種♂、去勢済。好きな食べ物はカルカンのレトルトパック、魚。苦手なものは霧吹きとカメラ。フラッシュが鬱陶しいらしくカメラを向けると絶対にこちらを見ようとしない。(写真が撮られへんやないか。)
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by konohana-bunko | 2005-04-06 17:22 | 猫是好日 | Comments(0)

温泉二件

2日(土)は合宿歌会で榊原温泉へ。曇りでやや寒い。吟行ということで宿の周囲を少し歩く。歩いたところで携帯電話で呼ばれる。「折角ですから車で風力発電の風車を見に行きましょう」ということに。車2台に分乗して青山高原へ。風車がたくさん回っている。写真や映像で見たことはあるが実物を見るのは初めて。オランダ製で羽根の直径は50mとのこと。音はあまりしない。ほほう…と見上げてはひたすら感心。感心はするが肝心な歌ができない。歌ができない上に風が冷たい。(風がなかったら風車が回らんやないか!)宿に戻って詠草提出。ここで日帰りのわたしはタイムアップ。温泉へは入らず詠草集をいただいて帰る。泊まりのみなさんは寝ないで歌を詠みまくられた由。
4日(月)は夫と息子2号と天川村へ。アマゴ釣り+洞川温泉というゴージャスな企画。ところが天川に着くと何と雪。3cmほど積もっている上に小雪が舞っている。夫が何ヶ所か竿を出して魚影は見えたものの釣れず。残念。丹生川上神社下社と天河弁財天にお参りする。どちらもとてもきれいな神社だった。寒いので車の中でおにぎりを食べて、天の川温泉に入って帰宅。名物「名水とうふ」も買えてよかったよかった。
写真は天川村にて。
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by konohana-bunko | 2005-04-04 21:29 | 日乗 | Comments(0)

白いご飯をおなかいっぱい食べるように

今日ついに押入れの整理に取り掛かる。もう5年も6年も放置していたので開けて中を見るのもこわかったのだがついに着手できた。埃だらけになりながら布団を全部外へ出す。息子1号のベビー布団まで出て来る。押入れがタイムカプセルになっとるやないか。空になったら掃除機を掛ける。結露がないため思ったほどの惨状ではなくまずは一安心。息子2号が押入れの中に入って雑巾掛けをしてくれる。押入れの中に入れるのが楽しいらしい。こちらもとても助かる。要らない布団を紐でくくってベランダに積む。整理が終わったら布団の量が半分になった。これで「崩れて来る布団を襖で支える」という芸当をしなくて済む。うれしい!さて、次の粗大ゴミはいつだったか確かめると…4月20日!くー。当分ベランダが布団だらけや…。
押入れの中で猫が吐いて汚していたタオルケットなどを洗濯する。普段の洗濯も次々と。天気がいいので昨日干したものもみんな乾いていい気持ち。洗濯が一段落したので郵便局とスーパーへ。窓口の12人待ちをクリアし、夫の必須アイテム「ルナのバニラヨーグルト」をゲットして家に戻る途中、公園で砂場に這いつくばって泥遊びをしている息子2号を目撃。(警報発令!)帰って来たところをお迎えして有無を言わせず風呂に入れる。再び、洗濯。
晩御飯はカレーを作った。何か今日は元気に動けてよかったなあ。今日は4月1日、新しい年度の始まる日。ここから1年、今日みたいに元気に、炊きたての白いご飯をおなかいっぱい食べるように過ごせたら、うれしいな。

買い物の途中で見つけた、菫。コンクリートの溝の小さな隙間で、こんなに元気。
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by konohana-bunko | 2005-04-01 22:17 | 日乗 | Comments(2)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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