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にくきゅう

この肉球、ステキだ!
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(ルーブル美術館にて夫撮影。)
by konohana-bunko | 2006-09-26 22:16 | 日乗 | Comments(3)

深夜の来訪者

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夜、物音で目が覚めた。2年ほど前の冬のこと。かさかさかさ、しゃかしゃかしゃか。巨大なごきぶりが駆けずり回るような、不穏な音。起き出して、台所の電気を点ける。すると、音がぴたりと止んだ。
(虫……?)しかし音もしないし姿も見えない。よくわからないまま、電気を消して布団に戻る。するとすぐ、かさかさ、しゃかしゃか。
ははあ。ちょんぴが生ゴミを荒らしているのだナ。
駄猫ちょんぴは由緒正しき野良猫の子。魚料理の後など、時に台所の生ゴミをあさることがある。食事の時にちゃんと分けてやっても、夜更けにこっそり魚の頭を拾い食いするのはやめられないらしい。
ややこしいもん食べたら、具合が悪くなるし、ゴミを散らかされるのも困るし。「こらっ」と怒ってやるつもりで、再び台所に行って、パチっと電気を点けた。
しゃしゃしゃしゃ!急に明るくなったのに驚き、すごい勢いで冷蔵庫の裏に隠れた奴がいる。
(イタチ?!)
イタチが家の中にいたのだった。
窓を開けて電気を消して、台所の奥で「とん!」と足踏みをしたら、風をくらって外へ逃げていった。

昨夜、猫の唸り声で目が覚めた。目が覚めたのと、猫の喧嘩がクライマックスになるのとが同時。「ふぎゃはぎゃうぎゃ!!」という取っ組み合いの叫び声と、もんどりを打つ鈍い音がが。あわてて起きて、(どこやどこや?!)と探しに行こうとしたら、わたしの目の前を、真っ黒な影がダッシュしていった。
野良猫が家の中に入り込んで、ちょんぴと鉢合わせしたらしい。ちょんぴ、耳たぶを噛まれて軽傷。あーあーもう。朝、明るくなってから、物音がしていた部屋を見たら、じゅうたんが猫の毛だらけになっていた。

夫どの、フランス出張から帰って来た。写真、遠い西の国のたそがれ。
by konohana-bunko | 2006-09-26 22:06 | 猫是好日 | Comments(0)

ならまちねこさんぽ2

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奈良町資料館の近くにいた猫。この猫、寝ていたのにわざわざ起きてきて、「にゃあ」と挨拶、よしよしさせてくれた。
by konohana-bunko | 2006-09-24 08:33 | 猫是好日 | Comments(0)

元興寺

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23日(土)、かばん関西の歌会へ。秋晴れの空の下、お散歩吟行。猿沢池から元興寺へ。萩の花を期待して行ったのだが、まだ少し早かった。その代わり石塔のところに彼岸花と桔梗が混じって咲いていた。赤と白の彼岸花。彼岸花は花期が短いので、こちらを見られてお得だったかも。
元興寺から、奈良町物語館、奈良町資料館、庚申堂と歩く。そこから下御門通り、もちいどの通り(つまり十月書林前、朝倉文庫前、智林堂前を通過して)、興福寺南円堂の石段を上がって、奈良県文化会館の会場まで。ほんまに、いつものお散歩コース。(但し今日は古本抜き。)
会場で昼食、その後、休む間もなくひたすら詠む。道みち、写真を撮ったり猫と遊んだりとのんびり構えていたので、なかなかイメージに集中できず、ちょっと焦る。畳の上に寝転がって、ノートに単語をあれこれ書き散らしていたら、ようやくことばがまとまった。5首提出。和室ってごろごろできて、歌詠むのにはいいのかも?(行儀悪いがな。)
歌会、選歌、意見交換。みっちり歌漬けの1日、楽しかった。
by konohana-bunko | 2006-09-23 22:02 | 日乗 | Comments(0)

悠南書房

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悠南書房に新しい看板が出来ていた。
司馬遼太郎の文庫、『ある運命について』『東と西[対談集]』2冊を買う。『東と西』には開高健との対談が収められている。この組み合わせは珍しい?テーマはモンゴル。どうも、他の対談相手に比べて、大言壮語、声は大きそうなのだが、やや語り劣りがするような気がするのはなぜだろう。日付を見ると、亡くなる1年前(1988年1月1日)だから、かなりしんどかったのかもしれない。



この間、夫が出張で神田へ行った。
わたしは神田はまだ行ったことがない。
帰って来た夫に、どんなとこやった?と尋ねたら、
「布施みたいなとこやった」と、ごっつい具体的な答えが。
そうなのか……!
by konohana-bunko | 2006-09-22 20:36 | 古本屋さん見聞記 | Comments(0)

窓を開けたら

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窓を開けたら入るもの。秋の陽。乾いた風。裏の田んぼの焚火の匂い。迷い込むのはヒメジャノメ。この蝶、備後府中の祖母の家でもよく見たなあ。
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窓を開けたら見えるもの。ペンキぬりたてのベランダに、ちょんぴが踏んだ足の跡。あーあーもう、チャイニーズシアターかよー。
by konohana-bunko | 2006-09-20 21:47 | 猫是好日 | Comments(0)

いんぐりっしゅぶっくす

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夕方、気散じにご近所の「ブ」へ。店に入ったら、レジの前に外人の若い女の人が突っ立っている。学生アルバイトの男の子と女の子が、「どうしよう」「何て言うたらええか、わからへん」とか何とか、応対するでもなくもたもたしている。(何をしてんねんナ、お客さん、困ったはるやないの)と、おばちゃんのこころが発動する。
「えくすきゅーずみー、ほわっとあーゆーるっきんふぉー」と声を掛けてみた。お嬢さん、ぱっと笑顔でこちらを振り返る。「Oh!,English books!」
ああ、何て言うてはるかはわかる。
「いんぐりっしゅぶっくす?さむしんぐとぅりーど?」「Yes,yes!」
何でもええから英語の本はないか、ということらしい。(ほんまか。)
困った。大阪の「ブ」ならペーパーバックも売っているのだが、ここの店では洋書を見たことがない。おそらく在庫もないだろう。ええと、何て言おう。
「あいおーふんかむひや、ばっと……」とここまで言うてことばに詰まった。お嬢さんはひとことも聞き漏らすまいとわたしを凝視している。考えるな!とにかくしゃべれ!
「ばっと、あーと、ねー、ここにはないと思いますわー」(って日本語やん!)
なるべく日本語であることがバレないように、おおげさに眉間にたてじわを寄せて、首を横に振ってみた。いけたか?通じたか?
「I see.」お嬢さん、残念そうに頷いている。あ、いけたいけた。
彼女、店の人の方を指し、結構な早口で、「オ店ノ人ニ聞イテモ通ジナクテー。」と英語で言ってから、(いやそない言うたはったんやと思う)「Thank you…!」と、ちょっとにこっとして、店を去っていった。

で、本日の収穫は絵本。こんな絵もええなあ。
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by konohana-bunko | 2006-09-19 21:26 | 古本屋さん見聞記 | Comments(2)

新大阪駅をえんえんと歩く

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17日(日)、所属結社の歌会へ。会場は東淀川勤労者センター。近鉄で難波まで、難波から地下鉄御堂筋線で新大阪まで。地下鉄の改札から、新幹線の新大阪駅のコンコースを西から東へえんえんと歩く。新幹線の駅、長っ!駅から出たら、公園があって、歩道橋があって、保育所があって、ローソンがあって会場やったよナ?と、地図を見る。ここは3年前に、レ・パピエ・シアンとかばん関西の合同歌会の時に来たことがある。前来た時も迷った。そして、今回もやはり、道に迷う。ぬうこのあてにならんミズクラゲ頭。
今回は日月の黑山さんもゲスト参加。お隣に座らせてもらって、かつてない安心感を味わう。(いや別に、いつも不安で心細いっていうんじゃありませんが。)いつもお会いする皆さん、OさんMさんSさんUさん(これでは誰が誰かわからん)、あの方もこの方もお元気そうで何より。

歌は1人2首。前半は通常の歌会、後半は2首で競い合う歌合せ形式。兼題は「樹」。拙詠は以下の通り。

  大き樹をうたておそるるをさな子のひろひやまざる椎(し)の実樫の実

  どこから樹どこまでが種抽斗の底に砕けしくぬぎのはかま

前半、歌会の意見交換は、ともすれば衒学趣味に傾きそうになるところを、司会の方がうまく「読み」の方へ舵を取っていくかたちで進む。後半はディベートに近い。ディベート形式になると、評者の「負けず嫌い度」がストレートに現れるのが可笑しい。

帰り、駅に向う途中でTさんに追いついた。Tさんに従いていったら、行きの1/3くらいしか歩いていないのに、もう地下鉄の駅に着いた。近っ!Tさんに「方向音痴ですか?」と笑顔で尋ねられた。

写真、職場にて。有明の月とアキアカネ。
by konohana-bunko | 2006-09-19 10:00 | 日乗 | Comments(0)

1970年の思い出

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カイロプラクティックの先生と、「万博の時何歳やった?」という雑談になった。万博というのは、1970年の大阪万博のことである。夫とわたしは1965年生まれだから、当時5歳。夫もわたしも、親に連れられて何度か見に行った。(無論、当時はお互いに知らない。許婚とかじゃないです。)
カイロの先生は、小学校6年生だったそうだ。
「あのな、外で遊んどったら、家の前の(国道)43号線のとこを、万博の象が歩いて来よったんや」と先生。
万博に参加するために、タイから象が何頭か来ていた。万博が終わったら、象はタイへ帰る。で、神戸から船に乗るために、万博会場から神戸まで歩いて移動していたのだという。
「わ、象や!いうて、あわてて家帰って、吹き矢取ってきて吹いたってん」
「吹き矢ですか?!」
吹き矢といっても、針がついているわけではない。夜店で売っているような、先端が吸盤になった、おもちゃの吹き矢。
「吹き矢当たっても、象、びくともせんかったわ。……ほんでな、象連れとった人に怒られてン」

もうひとつ、先生の小学生の頃の思い出。
「よう、写生大会やいうて、学校から阪神パーク行ったんや。」
写生の絵なんか適当にやっつけて、動物園で遊びたい。それもただ遊ぶのではつまらない。まず釣堀で釣りをして、鮒を手に入れる。(当時、阪神パークの中には釣堀もあった由。何という総合娯楽施設!)で、その鮒を持って、アザラシの池に行く。飼育池に、鮒を放り込む。するとアザラシが、鮒を追い掛けてえらい勢いで泳ぎだす。鮒とアザラシの水中戦である。そらァおもろいで。
「アザラシいうのはすごいナ。うわー壁にぶつかるーと思たら、直角に曲がりよるもんな」
で、動物園の係員の人に見つかって、やっぱり怒られたそうな。
by konohana-bunko | 2006-09-16 22:19 | 日乗 | Comments(5)

王子と大臣

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しろくま王子「zzzzzz」
おじぞう大臣「(小声で)殿下…殿下!」
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おじぞう大臣「殿下!」
しろくま王子「起きておるぞ!」
by konohana-bunko | 2006-09-15 20:54 | 日乗 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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