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読書の記録 睦月

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読書の記録、半年分も溜めるから打つのが大変なんや!ということに今頃気付く。今年から月ごとに記録していきたいと思う。1月に読んだ本は以下の通り。

『殉死』  司馬遼太郎
『古陶の美 中国陶磁図譜』  京都国立博物館編
『光の五線譜』  串田孫一
『念力図鑑』(歌集) 笹公人
『ku:nel』2007.1  
『転位する魂 梶井基次郎』  鈴木沙那美
『へんないきもの』  早川いくを
『現代俳句ニューウェイブ』  大木あまり編
『人間ラララ』(歌集)  千々和久幸
『ネコマンガ』  デスノバ
『記憶がウソをつく!』  養老孟司×古舘伊知郎
『月の不可思議学』  竹内均編
『わたしは可愛い三月兎』(歌集)  仙波龍英

1月の正選は『人間ラララ』、逆選は『記憶がウソをつく!』。養老先生むしろ好きですが。仙波龍英の歌集はお借りしたもの。目のお正月させていただきました。
by konohana-bunko | 2007-01-31 21:49 | 読書雑感 | Comments(0)

近鉄奈良の古書まつり

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30日(火)、所用のため奈良へ。よく晴れてあたたかい。橘曙覧風に言えば「ひいとよし」。興福寺あたりを少し散歩するも、鹿の姿が少ない。鹿せんべい売りも少ない。平日だからなあ。
奈良の用事を済ませて、西大寺へ。近鉄百貨店の奈良店で「第18回近鉄奈良の古書まつり」を見る。(1月31日(水)まで。)古本市というのは久し振り。おお、木箱がいっぱいでステキだ!(百貨店の中なのでさすがに写真はナシ。)
会期も終わりに近いし、平日の昼過ぎだったので、会場は比較的空いている。絵本児童書のコーナーあり、中原淳一の「うつし絵」あり、黒い本もいっぱいで、いかにも市らしいなあという感じ。「太陽」がいっぱいあったのに「銀花」がなかったのがちょっと不思議。折角来たので何かおみやげに……とぐるぐる回って、『俳句という遊び』『俳句という愉しみ』(どちらも小林恭ニ)を見つける。これは、うれしい。原田禹雄の歌集もあった。こちらは、開いて、値段を見て、キャッ!と閉じて箱に返す。

新書のコーナーを見ていたら、後ろに70代くらいのご夫婦が。旦那さんが熱心に本を選んでいるのを、奥さんが気長に付き合ってあげている様子。
奥さん「ええのん、ありました?」
旦那さん「んん、ああ、これなあ……」
しばし沈黙ののち、奥さん、しみじみと、
「……あんた、汚ッたない本買うねんなァ……」
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by konohana-bunko | 2007-01-30 22:20 | 古本屋さん見聞記 | Comments(2)

中トロ

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中トロ……
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んあ?
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……夢か……
by konohana-bunko | 2007-01-29 21:45 | 猫是好日 | Comments(0)

わたしは脂肪が3割

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ここ2週間ほど、座って根を詰める作業が続いていたため、首が痛い。そろそろカイロプラクティックに予約をいれる時が来たか?とりあえず、今日は何の予定もなかったので昼寝をする。久し振りに猫の添寝付き。
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寝てばかりいても首が痛いのは治らないので、思い切ってスポーツクラブに行ってみる。立って漕ぐ機械(名前がわからない)を、ゆるゆる、ゆるゆる、汗が出るまで漕いで、ストレッチしておしまい。帰って来たら肩こりは楽になった気がする。スポーツクラブ、久し振りだったので体脂肪率を計測する。『人は見た目が9割』だそうだが「わたしは脂肪が3割」だった。ヤバし。
by konohana-bunko | 2007-01-27 22:39 | 日乗 | Comments(0)

いきものの肖像

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永田家のテンテン、
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うちのちょんぴ。
年とると口の周りが白くなるんだよねえみんな。
by konohana-bunko | 2007-01-26 22:03 | 猫是好日 | Comments(0)

いきものおやつ

鹿児島のおみやげ、いただきもの。
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串木野新名物、まぐろもなか!中身はこんなの。
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持って帰る間にちょっと皮が砕けてもうた。マグロというよりは太ったアユみたい?(^^;)中は粒餡調で味はオーソドックス。
続いて岡山名物、
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むらすずめ!
薄焼きホットケーキみたいな皮に、これまた粒餡が。あーお茶が飲みたくなってきた。
by konohana-bunko | 2007-01-22 21:51 | 日乗 | Comments(2)

17音の目の喜び

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『現代俳句ニューウェイブ』 立風書房 (1991) より、目の喜びに任せて、以下抄出。

       *

     神々のフーガ  夏石番矢

  犬つるむ出雲は神のふきだまり

  蛾を肩に波の穂を踏み来る男

  海のからだに一日千秋の交通

  春分や車輪の下の金伽羅童子

  秋の卑弥呼の千の黒髪万の白髪

       *

     空蝉童子  林 桂

  藍碧の
  蘭へ
  昴の
  こころざし

  展翅せよ
  天使の
  脚を
  白妙に

  悲し
  睫毛と
  海行く章魚に
  触るる水脈

  逝く春の
  空瓶
  なべて
  小波す

  金魚藻や
  琴は
  大正
    秘曲集  
by konohana-bunko | 2007-01-18 22:57 | 読書雑感 | Comments(0)

踊り場の本

14日(日)、大阪へ出たついでに天地書房のなんば店へ。
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写真を撮っているわたしの背後にビックカメラの入口がある。この地上のお店を、写真で言うと右側面に回ると階段があり、地下の店に行くことができる。
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踊り場の箱は100円均一。『魚釣り、三輪車、でんぐり返し 子供たちが教えてくれたこと』 マーク・ペアレント など数冊を買う。奈良のフジケイ堂もそうだけれど、階段に置いてある本にはなぜかそそられる。
地下の店の天井はコンクリート打ちっぱなし配管むき出しで、秘密の工房みたいな雰囲気。ゆっくり見たかったけれど、ざっと見回す程度で帰ることに。そうかてお昼やし、お腹空いてきてんもん。均一台見てても、周りの食べ物屋さんから揚げ物のええ匂いがぷんぷんして来て……って、こどもか。
by konohana-bunko | 2007-01-17 22:15 | 古本屋さん見聞記 | Comments(0)

入ってみたけど

テレビの下に入ってみたけど
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……
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やっぱり出るワ。
by konohana-bunko | 2007-01-16 18:26 | 猫是好日 | Comments(1)

念力と梶井基次郎

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『念力図鑑』  笹公人  幻冬舎

オークションにて購入。
歌集は大抵、字数の少なさに反してとても読むのに時間がかかる。しかし中には、ぐいぐい引っ張られて一気に読んでしまう歌集というのも存在する。渡辺松男、和田大象、林和清、斉藤斎藤……。私的ぐいぐい短歌コレクションに、笹公人を付け加えたい。

  前世は信長という弟の割り算解けぬ様を見ていつ

  かんぴょう巻のかんぴょうするりとぬけるとき廃部となりし相撲部おもう

  獣らの監視厳しき夜の森で鏡を運ぶ僕たちの罰

  指切りの指のほどけるつかのまに約束蜂の針がきらめく

  鳥の群れがある形なすそれまでを漢字の起源(おこり)のように見ている

笹さん正字旧仮名が似合うと思うんですがどうでしょう。

  *

『転位する魂 梶井基次郎』  鈴木沙那美  社会思想社(現代教養文庫)

悠南書房にて購入。以下引用。

 瞬時の身心の全的緊張や興奮は、腐れ水のような日常を負っているものにとって、ほとんど唯一の生の経験として実感される。しかし、それは孤独な興奮であり、世界のなかでの位置が不分明のままやがて霧散していってしまうようなものでしかない。書かれ、他者へと開かれたものとなることによって、はじめて、それは自己の経験として世界のなかに位置を占める。そのとき不安は解消され、自己は世界との均衡を回復することができる。(p102~103)

 ところで梶井が、自分の芸術的立場に与えた名辞は「リヤリスチック・シンボリズム」であった。「リヤリスチック」の語が指しているのは如何なるものであったろうか。
 おそらくそこには自らの経験、実感の上にのみ描写を築こうとする梶井の創作態度が託されていた。それは、梶井にとって、生涯を通じて変ることのない姿勢であった。(p137)

引用終わり。
表紙(裏表共)に茄子の絵がデザインされているのだが、何故茄子なのだろう?檸檬では「つきすぎ」だから?(装幀 平昌司。)
by konohana-bunko | 2007-01-15 20:24 | 読書雑感 | Comments(2)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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