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同時多発しゃっくり

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職場の渡り廊下に、ツバメが巣を作った。ひとつは製作途中でツバメの気が変わったらしく未完成で放置。もうひとつは電気のブレーカーの上に作ろうとしたので人間側の都合でやむなく撤去。最後の一つが無事完成、雛が孵った。四羽きょうだい。最初は綿埃に口がついているみたいだったのが、莫山先生みたいになり、今日見たら綿毛が大方抜けて、黒白の色がはっきりしていた。親鳥を待つ間、時々周囲の動くもの(人間の頭)に反応して、身を乗り出しては(あっ、ちゃうかった)と肩をすくめるような仕草をする。全員同時にしゃっくりをしているみたいな動き。
by konohana-bunko | 2008-06-30 11:54 | 日乗 | Comments(5)

オクラ栽培日記

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・雨だったり、曇りだったりの日々。しばらく職場でまとまった作業が続く。
ぬわー。ヽ(`Д´)ノでも頑張る。近々、カイロも行く。
・オクラの苗、4本のうち2本を虫に喰われる。虫に喰われたうちの1本は完全に消失。もう1本は遅れながらに本葉を展開中。
うまく育っている2本はこんな感じ。
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・玲瓏の歌の原稿を印刷して、封筒を作る。
・「月刊EXILE」買おうかどうしようか。(汗)どこかで売っていたらとりあえず見てみよう。
by konohana-bunko | 2008-06-28 22:26 | 日乗 | Comments(2)

『石榴が二つ』  玉城徹

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『芭蕉の狂』『石榴が二つ』『樛木』と順番に読んできて、好きな歌の書き抜きをしたいしたいと思いながら日が経ってしまった。机の上が片付かない。



『石榴が二つ』(玉城徹著、短歌新聞社、2007)より、以下引用。

国原ゆただに傾き大いなる山こそ立てれ雪あらあらと

いろいろに花まちぞらを染むる日やながめて行かむ車ながらに

山一つ水をへだてておぼおぼとわが前にあり霞の中に

また一つますぐに昇る羽たたきは屋(や)のへり目ざすかなしきまでに

二、三(ふた、み)もと青き茂りを見下ろせば小家(こいへ)の庭に壜いくつ照る

赤らひく鳶のからだが自在なる翅(つばさ)のもとにつきたりあはれ

あきらかに一つびとつを壁立つが春のくもりにふるるごとしも

しじみ蝶しばらく飛びぬここにして酢漿(かたばみ)ぐさの花立つるへに

浮く鴨のさびしらにしてしばしばも嘴(はし)をつけたり流るる水に

家(いへ)むらを虚空にひとつ色たちてよぎるを秋の胡蝶とは見つ


「おぼえ書き」より、ふたたび引用。

「自然」という言葉は、最近は、誤解され易いから、控えた方がよいかも知れない。わたしも、その中の微小な部分であるような全体を考える。その全体の中から、歌は生まれてくると思って善かろう。自分は、その伝達者に過ぎない。
それ故に、それは人人の胸にも伝わるのであろう。伝達者としての任務を、出来るだけ忠実にはたしたいと思うが、力の及ばぬことを、つねにおそれるのである。

by konohana-bunko | 2008-06-25 21:53 | 読書雑感 | Comments(2)

【予告】 七夕後夜祭 「女子とふるぽん~」寄港市

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7月8日(火)~12日(土) 11:30~19:30

☆ダイバー店内で開く、ガールズ&ミセスのミニ古本市

星に願いを、ひと箱に愛を。運命の出会いが、ありますよーに。☆

このはな文庫も参加いたします。みなさまどうぞよろしくお願い申し上げます!

くわしくはコチラ→BOOK DIVER


雨上がりの紫陽花に蝸牛、この組み合わせは初目撃。俳句なら「つきすぎ」だよね。
久米寺にて。
by konohana-bunko | 2008-06-22 17:24 | 古本屋さん開業記 | Comments(4)

夏の夜のともだち

古紙回収日の朝、前もって束ねてあった古新聞や段ボールを、ゴミ置場に出そうと動かしたら、ぽとりと何かが落ちて、逃げ出した。ヤモリだった。
ヤモリは夏の夜のともだち。
写真は、朝見たのとは別の個体。尻尾再生中。
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by konohana-bunko | 2008-06-18 21:25 | 日乗 | Comments(4)

曽祖父のゆびはさみどり柿の花

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近所のホームセンターで、オクラの苗とコリウス3色を買う。野菜の苗を買うのは久し振り。早速庭に植える。次の日は雨。その次の日は晴れ。今日も晴れ。コリウスは去年からここに生えているような顔になってきた。オクラの方は、まだ頼りない。
真夏にオクラの花を見たいと思うのだが、うまくいくかどうか。

ブッドレアの花が咲き始めた。
by konohana-bunko | 2008-06-17 23:03 | 日乗 | Comments(2)

『婚とふろしき』  池田はるみ

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歌集『婚とふろしき』 池田はるみ 角川短歌叢書より、以下引用。

ふろしきはばらばらになる物どもをひとつに集めかろがろ持たす

これの世にふたりしあらば大いなるふろしきとなり人を包めよ

「そんなにも頭を振るな」連獅子のやうな息子のライブビデオに

なんでかう頭を振るか大切なあたまと思ひ育てて来しを

月代(さかやき)を剃るとふことを想像すあたま半分ぞりぞりいはめ

白梅は男のやうだ寒風に見栄をはつたり困つてみたり

電車には人が大勢乗つてゐる寂しい竹がゆれてゐるのだ

カトちやんはのんきさうなる湯気立てて追詰めてゐたらしい自分を

ふくらんでうすくれなゐになつてゐる桜の大樹 ああ恥づかしい

秋の雨ああ母さんが降つてきたはうれんさうの匂ひをさせて
by konohana-bunko | 2008-06-11 12:03 | 読書雑感 | Comments(0)

明け方

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明け方、家の外で猫のうなり声が聞こえた。猫同士が争う声。取っ組み合いを始める前の、長い鳴き声だ。パジャマのまま、健康サンダルをひっかけて、外へ出る。猫を捜す。早く見つけて捕まえないと、怪我をする。猫のけんかの傷はなかなか治らない。

外に出ると、半袖の腕に触れる空気がつめたかった。時刻は五時前。雲は低いが、空は明るい。

声はもう聞こえなかった。折々よその猫を見かける、駐車場の車の下、植え込みのあたり、粗大ゴミ置場、と順々に覗きながら進む。昨夜の雨で、公園のブランコの下に水溜りができている。公園まで来て、猫の姿が見えないので、一旦家まで戻り、自転車を引き出す。自転車で用水路沿いに、家の裏手を見に行く。用水路に猫がはまっていないか見ながら漕ぐ。できればはまっていてほしくないと思う。ヘドロまみれになった猫はいやだ。野良猫に追われて、何度かドブにはまって帰って来たことがあった。風呂場で息をつめながら猫を洗った。あの頃は猫もわたしも若かった。

家の裏の畑はもともとは田んぼだった。それを畑にして、数年前まで貸農園をやっていたのだが、今は放置されてぼうぼうになっている。もうじき何か建つのかもしれない。青草の匂いがする。水路の底、浅い水から背中を半分出して、アメリカザリガニが歩いているのが見える。サギが見つけたらよろこんで食べるだろう。でも猫は見当たらない。

ツバメが地面すれすれを、繰り返し繰り返し飛びめぐっている。

コンクリート塀の向こうの、鉄道の敷地まで確かめて、どうも見つかりそうにないので折り返した。自転車を漕いで家のそばまで戻って来たら、路地のずーっと向こうの方に、黒い小さいいきものが歩いているのが見えた。ああ何だあんな所に。のんびり歩いて、無事だったのか、と思ったら、その黒いいきもののそばには人が立っていて、その人は紐を持っており、よく見ればそれは散歩中のダックスフンドであった。

家に帰って手を洗い、さてどうしたものかと思っていたら、にゃあん、と声がして、猫が網戸を開けてひょこひょこ帰って来た。怪我もけんかもしていなかったようだった。
猫缶を食べさせて、また布団に入った。眠れるかと思ったが、いつもの時間に目覚ましが鳴るまで寝ていた。
by konohana-bunko | 2008-06-10 23:00 | 猫是好日 | Comments(2)

ガドルフの百合

漫画が入っている方の本棚を整理したら、奥の方から絵本と児童書が出てきた。『はれときどきぶた』とか『エルマーのぼうけん』とか『ルドルフとイッパイアッテナ』とか。はれぶたやルドルフの読み聞かせは息子1号2号に人気があった。エルマーのシリーズはdiverさんの7月の寄航市に出してもいいかもしれない。

十年程前の、偕成社の宮澤賢治の大判絵本も出てきた。これは読み聞かせ用というよりは、自分の目の楽しみ用に買ったもの。『狼森と笊森、盗森』(村上勉絵)と『ガドルフの百合』(ささめやゆき絵)がある。今見ても、やっぱりこのささめやゆきさんの絵は好きだ。これは7ページの「曖昧な犬」。
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《(おれの恋は、いまあの百合の花なのだ。いまあの百合の花なのだ。砕けるなよ。)》(p19)
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by konohana-bunko | 2008-06-08 22:15 | 読書雑感 | Comments(2)

箱買いの夢

塩竃港の生マグロ
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箱買いの夢。
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「ココロザシは大きく持たんとナ」
by konohana-bunko | 2008-06-08 21:40 | 猫是好日 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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