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まいちゃんのお祖母ちゃん

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自分の携帯に、見たことのない番号から電話が掛かってきた。大抵は気持ち悪いので取らずに放っておくのだが、その日は思い切って、はい、もしもし、と出てみた。
「もしもし、まいちゃん?」と、年配の女性が急き込むように話しかけてくる。
「いえ、違います」と答えると、
「えっ。まいちゃんちゃうの」ととても心外そうな声をだし、何か納得いかへんわ、というような間があって、切れた。
何日か経って、また掛かってきた。「まいちゃん?」「いえ、違います」「はぁ……」ぶつっ。
忘れた頃に、ときどき掛かってくる。わたしはこの人を、まいちゃんのお祖母ちゃんと呼ぶことにした。(本当にお祖母ちゃんなのかどうかは知らない。)
電話がつながると、「もしもしまいちゃんー、あのなぁ……」と一方的に話し始める。
「もしもし~、まいちゃんと違いますよー」と返事すると、
「まいちゃん違うの……?」と、一旦はがっかりするのだけれど、
「でも****番でしょう」と急に勢いづいてわたしを叱る。
「いえ***#番です」
宝くじだったら前後賞なんだけどなぁ。
by konohana-bunko | 2010-02-28 21:38 | 日乗 | Comments(2)

読書の記録 如月

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『起業バカ』  渡辺仁  光文社ペーパーバックス
『ザ・マインドマップ 脳の力を強化する思考技術』  トニー・ブザン/バリー・ブザン著 神田昌典訳  ダイヤモンド社
「L magazine」  2008.8 カフェが変わった?  京阪神エルマガジン社
「L magazine」  2008.5 ちょっと、美術館まで。
「天然生活」  2007.7 vol.30 おばあちゃんに習っておきたいこと  地球丸
『絵本と私』  中川李枝子著 中川宗弥装幀  福音館書店
『おとなの自由研究』  デイリーポータルZ編  アスペクト
『椰子・椰子』  川上弘美著 山口マオ絵  新潮文庫
『死ぬときに後悔すること25』  大津秀一  到知出版社
『ボタン×ボタン [20世紀]プラスティック・ボタン』  TOMAコレクション編  アートダイジェスト

エルマガジン2008年8月号の表紙はコロンボ・コーナーショップ。
『おとなの自由研究』、河原でバームクーヘン焼いたり、山岡史郎物件(ビルの屋上のプレハブ)を探したり、猫だまりを観察したり。ああこんな阿呆なことして真剣に遊んでみたい。
『椰子・椰子』、何やねんこのユルさは、と、いささか呆れながら読んでいたら、ところどころできゅっとこころを掴まれてしまう。
『死ぬときに後悔する――』、予想していたよりずっといい内容だった。こんなお医者さんに看取ってもらったらしあわせかも。おすすめです。

ここしばらくの厠本は『百鬼園随筆』。堅焼き煎餅みたいな本。美味しいんだけど噛むのにやたら時間がかかる。
by konohana-bunko | 2010-02-26 20:07 | 読書雑感 | Comments(0)

絵本と絵のある本の古本市@香芝

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■絵本と絵のある本の古本市■

[日時]2010年2月20日(土) 11:00-17:00

[場所]FURNITURE STOCK
     奈良県香芝市下田東3-1235-4


おしゃれな家具屋さん「ファニチャーストック」にて、「絵本と絵のある本の古本市」が開催されます。
こども向け絵本、大人向け絵本、洋書、図版入り単行本などがちょこちょこ並びます。
このはな文庫も参加いたします。お近くの方はぜひ、お運び下さい。

くわしくはファニチャーストックさんのサイトをご参照下さい。→こちらをクリック☆
by konohana-bunko | 2010-02-20 21:43 | 古本屋さん開業記 | Comments(0)

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[4/21]ワークショップポスター
「光と色で遊ぶサンキャッチャーワークショップ」
日時:2010年5月15日(土)13:30-15:30
場所:ボタン王子のお店
参加費:2,500円(材料費含む)
参加者募集中です。ぜひどうぞ、渋ビルに遊びにいらして下さい。
お問い合わせはこちらまで→info☆artsynchs.co.jp(☆を@に変えてお使い下さい)
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[5/21]読書メモ。
『あやしい商品が売れる、ごくまっとうな理由。』 山田貴史 日本実業出版社
by konohana-bunko | 2010-02-20 15:32 | 空中底辺 | Comments(2)

『旅道』  澤井繁男

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『旅道』 澤井繁男著 (編集工房ノア 1994)。カバー絵=林哲夫さん。色味がうまく撮れてない……。
by konohana-bunko | 2010-02-17 10:52 | 読書雑感 | Comments(0)

ちょうちょぼっこさん、sumus13、パソコン

6日(土)、店にちょうちょぼっこさんがご来訪下さる。うちの乏しい本棚をゆっくり見て帰って下さった。静かに本の背を眺めておられる姿を見ていて、ああ、この方は本当に本がお好きなんだなあ、と(何の根拠もなく)思ったのだった。店からなら自転車ででも行ける距離なのに、店に来ている時は店番をしているしなぁ、とか、自宅からだと北堀江はいささか遠いしなぁ……とか、わたしはどうも、出不精でいけません。またちょうちょぼっこさんへも伺います。お会いできてうれしかったです。ありがとうございました。

「sumus 13 まるごと一冊晶文社特集」拝受。ありがとうございます。今、拾い読み中。蟲文庫・田中美穂さんの「古本屋の歌ううた」、こころに沁みる。今江祥智さんの原稿用紙、いかす。

11日(木)、パソコンに向かっていたら、猫に「お膝に乗せて」と言われて、驚く。るい子はまだ遊びたい盛りのチビ猫のせいか抱っこがあまり好きではなく、抱えて膝の上に連れて来ても、すぐ、ぷいっと逃げていってしまう。それがこの時に限って、自ら膝の上に飛び乗ってきて、箱を作ってぐるぐる喉を鳴らしはじめた。(こらまためずらしいこともあるもんやナ)と、左手で猫を撫でつつ、右手でマウスをかちかち、機嫌良くネットを見て回っていたら、何の前触れもなくポインタが砂時計になり、画面がフリーズし、再起動したら画面が真っ青、そしてついに電源も入らなくなった。パソコンが壊れたのである。教訓、椿事は椿事を呼ぶ。
by konohana-bunko | 2010-02-13 14:04 | 日乗 | Comments(0)

『現代短歌の新しい風』  ながらみ書房

『現代短歌の新しい風』(ながらみ書房 田島邦彦編著代表 1995)より、好きな歌を、こころの向くままに。
以下引用。
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シャガールのカンヴァスに棲みほのぼのと目をひらく鶏、手のある魚  小田部雅子 『春の音叉』

きりきりと縄を巻きつけ手渡さる 紫色の父の大独楽  安藤美保 『水の粒子』

ずいずいと悲しみ来れば一匹のとんぼのように本屋に入る


くるしみの美しかりし橋過ぎて老いたる雨は金融街へ 鳴海宥 『BARCAROLLE』

雲雀料理の後にはどうぞ空の青映しだしたる水を一杯  尾崎まゆみ 『微熱海域』
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どんなにか遙かな場所から僕にくる風の吹く日にベランダにいる  早坂類 『風の吹く日にベランダにいる』

春ものの衣類をたたむわたくしの頭上はるかを母がまたいだ

人と見る夢ならばまず届かない夢だと思え 花は一輪

死後に来る春にほのかに咲いているしずかななずなしずかななずな


幸運は天よりおとづれむものを雨の日はみな傘さして行く  西田政史 『ストロベリー・カレンダー』

さす傘に子を引き入れて叱るとき地上に母と子のみとなりぬ  中川佐和子 『海に向く椅子』

湯の中でしかればにわかにわれの子は垂れいる部分を握りて泣けり

あかつきの夢にきらめくばかりなる古瀬戸の壺のへら描きの鳥
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大型ゴミのタンス抱えて夜の道をきみと何だか楽しく歩む  中津昌子 『風を残せり』

絵巻物右から左へ見てゆけばあるとき烏帽子の人らが泣けり

鳴雪という人よくは知らねども子規は卵と渾名をつけし

ぜったいに人に言わない約束ののちにとろりとはじまるはなし

ママが嫌う私をわたしも嫌ってる公園通りルナカルナバル  蝦名泰洋 『イーハトーブ喪失』

人から人へ嘘がわれらを汚しても火は汚されぬガールズブラボオ


ゴヤの首の行方いまだに不明なる事聞きてよりのち夢に見る首  森本平 『橋を渡る』

サンダルの青踏みしめて立つわたし銀河を産んだように涼しい  大滝和子 『銀河を産んだように』

父の文字の細きを封書に眺めおり真冬の四天王寺どやどや  梅内美華子 『横断歩道』(ゼブラ・ゾーン)

かおりもて鉄路の奥より夜きたる青信号は馬の目の色

by konohana-bunko | 2010-02-10 14:01 | 読書雑感 | Comments(4)

本日サボります

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by konohana-bunko | 2010-02-08 22:04 | 日乗 | Comments(0)

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[1/21]備忘録として。正玄五三郎、のちの橘曙覧。
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[2/21]仕事のアイディア出し。モノクロ、素っ気ない?書くのが楽だった。
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[3/21]お仕事メモ。
by konohana-bunko | 2010-02-03 17:19 | 空中底辺 | Comments(2)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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