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シャツの袖から

アイロン掛けをしていたら
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シャツの袖から
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猫覗く。
by konohana-bunko | 2010-03-25 17:33 | 猫是好日 | Comments(5)

ボタン屋句会余聞

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先日の「あとり亭ぼたん句会」の模様を、くみこさんがブログでご紹介下さいました。wonderfulなお写真です。ぜひどうぞご覧下さい。
くみこさん、ありがとうございます!

くみこさんのブログは→こちらをクリック☆



おうちの人からメールで送られて来た画像。ぬわ?!
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こういうお店だそうです
by konohana-bunko | 2010-03-25 00:00 | 日乗 | Comments(2)

梅田のカフェで句会

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16日(火)、梅田へ。梅田のカフェで行われる、平日お昼間の句会に。「会場はスカイビルが目印ですよ」と教わって出掛ける。大きいビルやし、梅田の駅に行ったらわかるやろ、とたかを括っていたら、梅田の地上はビルで埋め尽くされていて、どれがどのビルかさっぱりわからない。どれがスカイビルかどころか、文字通り西も東もわからず、泣きそうになる。うちの近所やったら、三輪山が東、二上山が西、畝傍山が南で、何処におっても絶対に迷わへんのに……。お店の方に電話で尋ね尋ね、ようやくカフェにたどりつく。
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cafe bilico では写真展「宇宙展」を開催中。こちらはくみこさんの作品。(3月27日まで。)
広いカフェの2階の明るい席に人数が8人。気持ちのいい場所で、居心地のよい句会。先日ボタン屋句会でご一緒したくみこさん、しげをさん、ウタトモの黑山耀子さんともお話ができてうれしかった。
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選をいただいて生き残った拙句。

鬱金香公主の沓の繻子の紅

春塵をみごもることのおそろしき

一斤を六枚に切る春の雲

「一斤を」こういう句を台所俳句と呼ぶ由。
「春塵」は「『おそろしき』と言わないでおそろしさを感じさせてほしい」との評をいただく。御意!でもどう直したらいいのかまったく思いつかない……。
しかし前回よりはいくらか五七五頭が動いたような気がする。やっぱり折々人と会うて、短歌・俳句・文学の話をせなあかんナ。みなさまありがとうございました。
by konohana-bunko | 2010-03-20 22:55 | 日乗 | Comments(2)

東大寺修二会 大和路の春

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12日(金)、ナラヒネ補給に、奈良へ。1日(月)から14日(日)まで、二月堂ではお水取りが行われている。お松明も見たいのだが、夜は寒いし、近年お人も大層多いらしいので、明るいうちにお参りにあがって雰囲気だけでも、と、出掛けた。
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こちらは法華堂。
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参道を上がってくる途中、ほら貝の音を聞く。宿坊の中で吹いているのかと思っていたら、だんだん音が大きく近くなってきた。
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揃いの法被の一団が。
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願いごとが書かれた板がぎっしり、重そう。
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翌日の読売新聞の記事で――三重県名張市の「伊賀一ノ井松明講」、「春を呼ぶ会」、県立名張高校の生徒さん一同が、修二会の松明に使うヒノキの板を奉納に来た――と知る。
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全部で150kg分とか!お疲れ様でした。
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14日(日)で修二会は終わり、15日(月)には「達陀帽いただかせ」が。お水取りが済むと大和路に春が来る、という。
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帰りに智林堂さんに寄って岩波新書の『俳句のたのしみ』『蕪村』を買う。ちりんちゃんに「火除けのお守りになります」と、お松明の燃え残りを分けていただいた。
by konohana-bunko | 2010-03-16 22:37 | 日乗 | Comments(0)

ゴミ箱の中に入って

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母の面会に行った。
母の体調は日によって違う。前回は「これから府中(郷里)に帰ります。お世話になりました」と裸足で騒いでいた。しかし今日は比較的落ち着いた様子だった。
病棟の看護師さんが
「Oさん、ほら、*子さん――わたしのこと――、泣いてないやん」と母に話しかけてくれている。何のことかと思ったら、母がしきりと「*子が泣いてる」と訴えていたらしい。
「うちが泣いとったん?」と母に尋ねると、母は非常に遺憾であるといった表情で説明を始めた。
「泣いてた。ゴミ箱の、中に入って。あんなところに。入って。泣いて。――こんな娘に。育てた。親が悪い。」
「悪くないよ」
「こんな娘に。育てた。覚えはない。泣くんだったら、家で。泣けば、いいのに。ゴミ箱の、中に、入って。」
みっともないったらありゃしない、と言いたげな顔で、何度も繰り返す。
言うまでもないが、本当にわたしがゴミ箱に入っていたわけではない。母には時々、幻覚のようなものが顕れるのである。いろいろあり得ないことを訴える母なのだが、こういう罪のない話はめずらしいと思った。
by konohana-bunko | 2010-03-14 21:22 | 日乗 | Comments(0)

『俳句・イン・ドローイング』  ふらんす堂

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俳句のアンソロジー。見開き2ページに1作家、7句ほどの作品と、モノクロのイラストが組み合わされている。絵に負けないようにするためか、文字がごつい。太字だったりゴチックだったりする。最初はそれがちょっと読みづらかったが、しばらくすると慣れてきた。慣れてくると、絵本を読んでいるみたいに面白くなってきた。俳句だから絵と同居してもちょうどいい感じになるのかも。短歌だったら、どうかなぁ。単純に考えて、字が多いから絵の場所が狭くなるだろうし、互いの力加減が難しそう。
以下、好きな句を引用。

鶏抱けば少し飛べるか夜の崖  安井浩司

草と水踏み分けて鹿美しき  糸大八

日本海らくだあゆませなみだあゆませ  豊口陽子

南瓜あり瓜のむかしを見つづけて  今坂柳二

冬雲や拳を額に泣く女  沢好摩

少年に花の耳鳴りちぎれ雲  森田雄

満月や身の丈のガラスがしなふ

地獄極楽超光速の一人乗り

人間は海の回りに穴を掘り  内藤晴久

夕立やなんせ命はここにある  矢上新八

座敷童子の
耳が
林檎の花なり
月夜        林桂

かんぶくろ・猫・ふんぢやんの・ちよこれえと  木村聡雄

さわがしき冥土は紙の力士たち  上田玄

かすかかすか木を伐るひびきのどぶえに

ピーマンのゆがみに姉の掌の恍惚  江里昭彦

月天心何をなすにも縄はなし  高澤晶子

彗星の近づく空や古帽子  仁平勝

大根のつぎつぎ抜かれゆく浄土  大関靖博
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「夜桜機関」(よざくらからくり)  藤原月彦
(↑画像をクリックしてご覧下さい)

猫の恋そしてロシアンルーレット  山崎十死生

草取の腰の袋の宝物  田中裕明

美貌涼しや空蝉さらに蝉を脱ぎ  三浦敏郎

スプーンの底に天窓秋深し  今泉康弘

霜月の紐のてふてふ結びかな  鈴木伸一

またたけばまたたきかへす星あそび  河内邦雄

蓬摘み摘み了えどきがわからない  池田澄子

春宵のつくづくたたみいわしの目

じゃんけんで負けて螢に生まれたの
by konohana-bunko | 2010-03-11 22:14 | 読書雑感 | Comments(2)

ボタン屋で句会

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7日(日)、雨の中、中之島の東洋陶磁美術館へ。いつも短歌俳句でお世話になっているしげをさん、くみこさん、れいさんと四人で俳句の吟行に。ご一緒させていただくのは一年ぶり。うれしい。そうそう、前回も花粉のハイシーズンで、十谷はコンビニ強盗みたいな格好になってました。年年歳歳花粉相似。いや本当に。
美術館で青磁を堪能したあと、つるとんたんでうどんを食べ、ボタン店にて句会。Uさんも携帯メールで参加して下さる。席題は「庭」「音」「出」「一」。
俳句をつくるのはほぼ一年ぶり、歩いていても一向に句が浮かばず往生する。何とか選をいただいて生き残った拙句は下記の通り。

玉壺一つ子猫のごとくみちたりて  あとり

北窓開く大阪家庭裁判所

散つてやうやくわれにかへる白梅



吟行詠で、れいさんが詠んで下さったのがこちらの句。

一つ二つ三つ釦に春の虹  令

「もう、うれしくてうれしくて、色紙に書いていただきたいくらい」と感想を述べたら、「だったら何で選しないの~!」とみなさんからツッ込まれる。あれっ、丸印つけた筈なのに選に入れてない?!ごっごめんなさい失礼いたしました。

しげをさん、くみこさん、れいさん、Uさん、楽しい一日をありがとうございました。



【おまけ】結句字足らずの句を推敲。

雪柳ほどいて逃げたのが犯人
by konohana-bunko | 2010-03-09 14:42 | 日乗 | Comments(2)

名コンビ

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猫を抱っこしてまったりしたいパパと
すぐ退屈してついついパパの手をガブガブしてしまうるい子。
名コンビであります。
by konohana-bunko | 2010-03-08 22:16 | 猫是好日 | Comments(5)

司馬遼太郎記念館

2月7日に司馬遼太郎記念館に行ってきました。
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中小阪公園。
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司馬さんちの庭。
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いろいろ思ったことなど、「[書評]のメルマガ」に書きました。3月10日号に載る予定です。読んでいただけるとうれしいです。

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このあたりでタクシーの運転手をしている父が、昔何度か、司馬さんの家から電話で呼ばれて、大阪の新聞社まで原稿を届けに行ったことがあると言っていた。茶封筒を後部座席に載せていくと、新聞社の人がビルの外まで原稿の出迎えに来ていたそうだ。
by konohana-bunko | 2010-03-03 13:35 | 日乗 | Comments(2)

『セレクション柳人6 小池正博集』  邑書林

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『セレクション柳人6 小池正博集』  邑書林

「レ・パピエ・シアン」と「かばん関西」の合同歌会を新大阪でやった時、小池さんも来て下さったことを思い出す。2003年頃だったか。

川柳の句集を読むのははじめてかもしれない。以下引用。



     第一章「部屋さがし」より

貝ひろい妖精たちの罪つくり
夏草を刈る夏草の関係者
合併はいつも笑顔で来迎図
魂の回文となる魚市場
チケットを買い取りますと贋勅使
太陽の塔をくすぐる猫じゃらし

     第二章 連作川柳篇より

     「羽人羽化」
すみませんすみませんと一面の花

     「天神祭」
大川黄昏どんどこ船の少年期

     「鳥」

セーターに鳥を殺してきた匂い
一日が燃える匂いのする巣箱

     第三章 「雲に手錠を」より

机から紙のライオン家出する
豆のさや剥けば商都の青い空
一家団欒さっき踏絵を踏んできた
綿菓子をなめている藤原氏

     第四章 十四字 「鳥の素顔」より

琥珀の中で百年を待つ
牛車をとめて雑談をする
埃の方へ飴は転がる
まずおしぼりをもらう残党




巻末の散文集より引用。

《さて、「赤黄男俳句と川柳」で重信は「誤解」と「俗解」について述べている。言語表現は多様で多彩な「誤解」を生み出すことによって創造性を発揮するが、言葉が早々と「俗解」に拘束されてしまうと、もはや新しい「誤解」を生み出すことができず、二流の作品に堕してしまうというのだ。重信はこのことをさらに「言いとめる」「言い終わる」という表現で次のように言い換えている。「何ごとかを言いとめるとともに、あわせて、何もかも言い終わってしまったような作品」は二流の薄っぺらな表現であって、逆に、「見事に何かを言いとめながら、しかも、その表現の向う側に、具体的には書かれなかった何かが、どことなく見えているというような作品」が望ましい。後者には「誤解」を限りなく生み出してゆくパワーがあるからである。」
(中略)
重信は季語について、次のように述べている。
「本来、俳句の、いちばん基本的な方法は、かならず季語を提示することによって、いつの間にか季語の中に蓄積されてきた、広く共通普遍な概念を、まず、読者に強く喚起しておき、そののち、急激に、その概念を打ちやぶるような、いわば奇襲的表現を叩きつける仕組みであった。間もなく打破さるべきものとしての一種の既成概念を、作者みずからが、あらかじめ読者に提供しておき、そこから、如何に巧みにずり落ちてみせるかというところに、俳諧の味を見出していたのだ。そして、季語とは、もっとも美しく練られた既成概念の典型であった」
そして、重信は川柳の「うがち」もこの「ずり落ち」の一種だと見なしている。》(p95-96「季語と普遍性――高柳重信の川柳観」より)
by konohana-bunko | 2010-03-02 21:33 | 読書雑感 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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