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鳥と赤い実

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ハナミズキの実が赤く熟すと、いろんな鳥が来る。
ヒヨドリが一番多い。声が大きい。大食漢。ロウバイの木に移動して、蕾を食べもしないのに千切る。ワルい。
スズメ。ハナミズキよりロウバイの方が好き。しきりと何かを啄んでいるのだが、何を食べているのかわからない。猫が見ていると、猫を威嚇する。
今冬のジョウビタキはオス。あまり啼かない。ハナミズキの実を黙々と食べる。こちらは猫が見ていても平気。
天気がよくて、ヒヨドリがいない時、シジュウカラが五、六羽の群れで来た。シジュウカラはバラの木の虫(チュウレンジバチの芋虫)を食べた。
今年はじめて、ここでイソヒヨドリを見た。
今朝はツグミ。
by konohana-bunko | 2012-11-28 19:50 | 日乗 | Comments(0)

釣られた!

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南陀楼綾繁さん曰く「不景気を体感するのは、路上のティッシュ配りをほとんど見かけなくなったこと」と。御意。先日難波で久し振りにティッシュを差し出されたのでそれを掴んだら、相手はティッシュを離さずに私の手ごとぐっと自分に引き寄せ、笑顔で「五分お話よろしいですか?」と。ティッシュで釣られた!
by konohana-bunko | 2012-11-22 09:44 | 空中底辺 | Comments(0)

まぶしい

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晩秋の朝。桜紅葉に日が差している。幼稚園の支度をした子が玄関の前でぐずっている。母親が「どうしたの」と訊くと「まぶしいからいやや」と言って泣きだしてしまった。そう言えば自分もあんな年頃に、些細なことで世界からいけずされているような気がして悲しくなったことがあったなあと思い出した。
by konohana-bunko | 2012-11-21 09:40 | 空中底辺 | Comments(0)

日高堯子歌集 『雲の塔』

日高堯子歌集 『雲の塔』 (角川書店 2011)より、好きな歌を気の向くままに、以下引用。


たまごの殻おもとの鉢にならべつつふと夢を見ぬ身体にぬくく

顔半分ひかりのなかに消えながらとら猫きたり秋のくさむら

春疾風 不忍池を吹きぬけてわたあめを、顔を一瞬に消す

なかへちへ入る田辺は口熊野 春のきのこが白傘たてて

岸辺には犬が待ちをり雌犬なり乳房に斑あり母かもしれぬ

坊主めくり母とする日のひだまりの赤いざぶとん黒いざぶとん

胎蔵界曼荼羅いでてゆふやけの春の畑に葱とりにゆく

雨あがりの茸のやうにぬきぬきとならぶ力士らももいろの四股

八房に懸想されたる伏姫の顔すでに犬、犬のさびしさ

いただきにキザキザ三つゑがきたるわが幼日の富士山かなし

去年の破魔矢火に投げこめばもえあがる刹那すずしき鈴なりにけり

白間津から忽戸まで花の道5kmきんせんくわたんたん、すとつくぽうぽう

水神家 菅生家 天羽家 みな美しき姓なれど今日の葬の立て札

をちこちに蜜蜂の巣箱がおかれゐて柩のやうだ春のげんげ野

老い母に顔よせ父がなにか問ふベッドのめぐり夜の蛾、羽虫
by konohana-bunko | 2012-11-18 23:27 | 読書雑感 | Comments(0)

欣求

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橘曙覧の歌について頭の中で考えながら、この一途にことを願い求めるという意味の言葉があったよな仏教用語で、と思ったところで厠に行きたくなり、厠へ赴き、読みさしの中上健次『化粧』を開いたら、開いた頁に記されていた小説のタイトル「欣求」の二文字が目に飛び込んで来てちょっとぞくっとした。
by konohana-bunko | 2012-11-13 09:37 | 空中底辺 | Comments(0)

秋容

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秋雨が止み、雲間から朝日が差し、濡れたアスファルトを明るく照らす。地面に貼り付いた落葉を踏んで自転車を漕ぎ出す。路地に咲いているのは小菊、石蕗、柊。実っているのは柿、花水木。色づいているのは箒草、桜、欅。これから咲くのは垣根の山茶花。秋の世界は、温かくて濃い色でいっぱいだ。
by konohana-bunko | 2012-11-12 09:14 | 空中底辺 | Comments(0)

三冊並んだら

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久し振りに心斎橋のブックオフに行ってちょこっとだけお買い物。持って帰った本を袋から出してみたら、

『日々の暮し方』 別役実 白水社
『逃亡日記』 (帯文=とりあえず、逃げてみた)吾妻ひでお 日本文芸社
『人生は愉快だ』 池田晶子 毎日新聞社

偶然こんな風に並んでいてちょっと可笑しかった。
by konohana-bunko | 2012-11-07 10:39 | 日乗 | Comments(0)

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり
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