読書の記録 卯月

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『古代ハワイアンの教え フナ:三つの自己に秘められたギフト 癒しと祝福のホ・オポノポノ』  A.J.マクドナルド 山崎直仁訳  春秋社
『八木重吉・詩の祈り』  四竃経夫編著  宝文館出版
『精神科養生のコツ』  神田橋條治  岩崎学術出版社  (再読)
『しろたへ』(歌集)  佐藤佐太郎  短歌新聞社文庫
『軽風』(歌集)  佐藤佐太郎  短歌新聞社文庫
『自分の居場所のみつけかた』  斎藤学  大和書房
『木をかこう』  ブルーノ・ムナーリ作  須賀敦子訳  至光社国際版絵本
『苦界の救われ』  村田正雄  白光真宏会出版局
『弥縫録 中国名言集』  陳舜臣  中公文庫
『叡智のしずく』  モーナ・ナマラク・シメオナ/イハレアカラ・ヒューレン/カマイリ・ラファエロヴィッチ  平良アイリーン訳  SITHアジア事務局
『いいことあります』  ソーニャ・ソーケット  伊達尚美訳  デジキューブ
『司馬遼太郎の歳月』  向井敏  文藝春秋



『弥縫録』「危うきにおもむけ」の項に、竹島のスルメの話が出て来て面白かった。以下〈 〉内は引用。水産物の輸出入の歴史とか、こういう話聞くの好き。 

〈竹島でとれるスルメは、いまはどうか知らないが、戦前はじかにその身に縄を通して干すので穴があいていた。竹島の穴あきスルメといって、東南アジアの華僑も「竹島有孔*」(*=魚偏に尤)と親しんで、誰も日本のスルメであることを疑わなかったのである。〉



写真は3月26日に撮ったもの。季節は巡る。どんどん巡る。
by konohana-bunko | 2013-05-11 09:28 | 読書雑感

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり