『漢詩一日一首 春・夏』より、ほんの少し

『漢詩一日一首 春・夏』より、ほんの少し_c0073633_19223826.jpg

『漢詩一日一首 春・夏』より、ほんの少し引用。

―――

人生行楽在勉強  人生の行楽 勉強に在り

人生の楽しみは、「勉強」にある。この勉強は、日本語の勉強に似て、似ない。むりをすること、むりやりにでもすること。人生の楽しみは応分に、などいわず、むりやりにでも享受すべきである。

(p122 花と娘 欧陽修 の解説より)

―――

江畔何人初見月  江畔 何れの人か 初めて月を見し

この大川のほとりの月を、誰がはじめて見たのであろう。この大川の月は、いつはじめて人を照らしたのであろう。
悠久のむかし、太古のころ、この月をはじめて見た人、人をはじめて照らした月は、という問いかけは、平凡でない。

(p185 春江花月の夜 張若虚 の解説より)

―――

「江畔何人初見月」というくだりに触れて、この歌を思い出した。

・三輪山の背後より不可思議の月立てりはじめに月と呼びしひとはや  山中智恵子

by konohana-bunko | 2024-04-29 19:23 | 読書雑感

何もないところを空といふのならわたしは洗ふ虹が顕つまで


by このはな文庫 十谷あとり